嫌いな事を頑張る意味って無いと思う

自営業者の日常雑記

「辛く苦しい体験をしないと
人として成長できない」
という事はよく言われている。

そのせいか、わざわざ自分の嫌いな事や
苦手な事を頑張るのは人生で必須だと
思っている人が増えた。

使える時間が無限にあるわけではないので、
やりたくない事をやっている時間など
本当は無いのだけれど。

「人は努力しなければならない」
というのも子供の頃から教えられる。

それをほとんどの人が、
やれと言われた事は自分の意思にかかわりなく
とにかくやらなければならないと受け止める。

他の人を見て「結果を出す人は努力をしている」
と感じる事も多いから、余計にその思いが強くなる。


でもこれは、結果を出している人が
苦手な事を無理やり頑張っているわけではない。

好きな事で上達するにも、
好きな事を商売にするにも、
時には目の前に壁が立ち塞がる事がある。

それを超えていく体験が、
他人から見れば努力や苦労に見えるだけ。
これは、最初から嫌な事を無理に頑張るのとは
まるっきり意味が違う。

好きな事での壁を超える体験は、
言ってみれば好きなゲームの攻略法を必死で
考えるようなもの。
努力とはちょっと違うし、
ましてや苦労ではありえない。

人間の肉体を持って生まれてきて
色んな体験を楽しむというのは、
結果だけでなくその過程を楽しむ事だから。

何を楽しむかは自分で決めていい。
わざわざやりたくない事を選ぶ必要は
どこにもない。

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