「老後に準備しておかないといけない資金は
二千万」とか言われているけれど。
この数字だけを見て、不安になる事も無いと思う。
不安を煽ってる部分も大いにあるし。
これは、65歳でリタイアしたとして
医療費もかかった場合での前提で、
計算されている。
健康で医療費が必要なくお一人様ならもっと安く暮らせる。
それに、65歳でリタイアしなくても嫌な仕事でないなら
収入を得続ける事も考えられる。
健康を維持、丁寧でシンプルな金運の下がらない生き方をして
出来るだけ長く現役で働けたら、未来は暗い物ではないはず。
自営業のメリットデメリットを比べてみた。
![](https://www.satsuki88.com/wp-content/uploads/2020/07/mukiryoku_obaasan.png)
自営業のデメリット
極端な話、明日仕事があるかどうかさえわからない。
お店をやっていたとしても、今日お客さんが来てくれる
かどうかは、お店を開けてみないとわからない。
予約が入っているとか常連さんがいるとかで、
ある程度の安心を得られるところまで流行っている
お店もあるけど。
今回のコロナ騒動みたいなこともあるわけだから
絶対の安心は無い。
自営業者の私からすると「営業妨害か?」
とも思いたくなる状況だった。
持ちこたえたけど。
商売のやり方にもよるけど、一人でやっているか
従業員がいても自分がいないと回らない場合は
長期の休みは取りにくい。
私はこれは要らないと思っているので、
あてにしていないけど・・・
必要と思う場合は、
健康保険や年金の事は自分で考えないといけない。
確定申告を自分でしないといけない。
一言で言えば、何の保証も無い。
あえてデメリットから書いてみたけど、
上に書いたような事をマイナスと思っていない人
にとっては何でもない事。
私も正直そうで、けど世間で言われている事を
あげてみるとこんなもんかなと思う。
![](https://www.satsuki88.com/wp-content/uploads/2020/07/負担.png)
自営業のメリット
では逆にメリットは何かというと
定年がない。
何歳になったから「あなたは辞めていただきます」
と会社から言われることはない。
リストラされる心配がない。
自分で自分を雇っているようなものだから
自分に対して「あなたは要りません」とは
言わないだろう。
この2つは特に大きい。
自分がいつまで働くか、定年を何歳とするか
というのが人に決められるわけでなく自分で
決められる。
健康であり、仕事が好きであれば、お客様が
来て下さる限り続けようという事が出来る。
![](https://www.satsuki88.com/wp-content/uploads/2020/07/バー.png)
商売のやり方を変える。
店の場所を変える。
営業日、営業時間を変える。
そういった事が全部自由に出来る。
会いたくない人とは会わなくていいし
人間関係のストレスと無縁。
行きたくないところにも行かなくていい。
やり方によっては通勤時間ゼロにできる。
満員電車に乗らなくていい。
(このあたりは、会社員でも叶えている人も
いるから、自営業だけのとも言えないけど。)
![](https://www.satsuki88.com/wp-content/uploads/2020/07/農業.png)
まとめ
健康な体を作るという事さえ気を付けていれば
年金の心配をそれほどしなくても大丈夫かと思う。
むしろ年金はあてにしない方向でも。
元気に楽しく働けるところまで働く。
自分が生きていくのにどれくらいのお金がかかるか
ちゃんと知っておく(今の生活費を把握してない人が
老後になって生活費の管理が出来るようにはならない)
今の商売のやり方にこだわらず変化に対応する。
これくらいを考えておけば、
一人から数人程度でやっている自営業者でも、
未来が暗く老後が心配かと言うと決してそんなことはない。
改めて比べてみて思ったのは、会社に勤めてさえいれば
安心という事もまた言えないという事。
どちらにしても老後が絶対的に安心という事など無いなら
会社員でも自営業でも、自分のやりたい事によって
好きな方を選べばいいと思う。
![](https://www.satsuki88.com/wp-content/uploads/2020/07/ミーティング-1024x1024.png)
最後に
私は若い頃からずっと自営業で、それ以外はバイトの経験と
二十歳から数年勤めた京友禅の会社での丁稚奉公的な働き方
以外知らない。
なので、正社員としてちゃんと会社に勤めた経験がなく、
福利厚生って何?というレベルだった。
それなので、保証がない事が自分にとっては普通過ぎて
考えた事なかったけど( ̄▽ ̄)
体力にものをいわせてバリバリ働ける若い頃と、
いつまでも同じ働き方というわけにはいかない。
今と同じ商売で、これから死ぬまで仕事があるとも限らない。
それでも今、自営業者でよかったと思っている。
できる対策はしつつ、充実して楽しい今を1日1日
積み重ねていきたい。