オールキャッシュレスになれば本当に安全? 裏の目的に目を向けよう

世の中の仕組みについて

一昔前までは、お金が盗まれるというと・・・
空き巣に入られて、タンス預金で家に置いていた
お金や通帳が盗られた。
外出中にスリや置き引きに遭った。
強盗や詐欺被害。
そういうのがほとんどだった。

なので防犯というと、
家の戸締りをしっかりする。
通帳と印鑑を一緒に置かない。
金庫や財布の管理。

今はどうかと言うと、
オンライン上で管理している
個人情報が盗まれる。

例えば
毎月少しずつ、自分のカードで
買った覚えのない引き落としが。
カードで毎月沢山買う人だと
気が付かない事も多い。
数ヶ月、数年気が付かなくて、
やっと気が付いてカード会社に連絡。
その時には合計金額にすると相当な
被害が・・・という事もある。

銀行のホームページに似せて作られた
サイトに暗証番号その他個人情報を
入れてしまい、それで盗まれる事もある。

直接自分の口座からお金が抜かれる他にも、
個人情報を利用されて詐欺に使われる、
自分の名前で借金をされるなど色々。

直接、お金という物体が盗られるのが
一昔前の犯罪の形。
それに対して今は、盗まれるのは
物体ではなく形のない情報。



コロナ騒動で、経済的に困窮する人、
失業する人も増え、ストレスもたまっている。
なので犯罪が増える。
治安が悪くなる。
だから、安全にお金を管理するために
オールキャッシュレスに。
監視カメラで認証するシステムを。
というのが今すすめられている。

これは仕組まれた流れの最終段階に近い
所だと思うので、疑って考えてみる。

治安が悪くなっていくのに
お金を持ち歩いては危険だから。
通帳や印鑑を家に置いては危険だから。
という理由でオンラインでの買い物、
支払いに切り替えさせる。

次に、カードを持っていても
盗まれる可能性があるから
マイクロチップに個人情報を入れて
体に埋め込んでおけばもっと安全という。

安全である上に、便利、お金を触らないから
清潔というのも強調される。

これのどこが安全かと思うけど。

最初に書いたように今は、
犯罪の形も変わってきた。
お金という物体よりも情報に価値がある。

犯罪者にとっては一番欲しいものであり、
守る側にとっては個人情報が最も大事。

財布を盗られたとしても、
家に現金があれば被害は財布の中の分だけ。
空き巣に入られても、
被害は家に置いてあったタンス預金だけ。
という一昔前のパターンだと・・・
嫌な事ではあるけれど、情報を盗られる今の
犯罪に遭うのと比べれば明らかに被害は小さい。

なので、
物体としてのお金やカードを盗られないために
オールキャッシュレスの社会になれば安全。
マイクロチップを体に埋めれば安全というのは
根本から矛盾がある。

さもそれが素晴らしい事のように、
メディアを使って大々的に宣伝しているけど。

今盗られて困るのは物体としてのお金ではなく
情報。
情報を盗るのは空き巣やスリのような方法でなく、
相手に近づく必要もない。
指一本触れることなく盗み出せるのが、
オンライン上に存在して物体としては目に見えない
情報。

オールオンライン化→マイクロチップ→完全監視管理社会
この計画の中で、明らかに矛盾していると丸わかりの理由を
持ってきて強引に進めていく。
それでも気が付かず「お金盗られないから便利で安全で最高」
という感じで、言われたままをただ信じるほど庶民はバカだと
彼らは思っているらしい。

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