失業、倒産の多い今をチャンスと考える ベーシックインカムなんか要らない

世の中の仕組みについて

「コロナ感染拡大でやむを得ず
自粛をしなければならなかった」
という表向きの演出を、
どれだけの人が信じてるのか知らないけど。

コロナ騒動で自粛を行った事で何が起きたか?
世界中で深刻な影響が出ている。
日本でも企業の倒産、失業、自殺
過去最悪なレベルで増えている。

「今の世の中なんか一度ぶっ壊れて
ベーシックインカムがくればいい」
という人も多いけれど・・・

それを受け取るという事は、それと引き換えに
完全に管理される事を受け取るという事。


偶然にコロナが流行して、
その対策で仕方なく経済が止まって
(命の方が大事だとかいう表向きの理由)
経済がぶっ壊れる事も仕方ない偶然?

実は逆だったとしたら?

完全管理体制の構築に向けて
ベーシックインカムの導入が目的
そのためには経済をぶっ壊す必要があり
そのためには騒動が起きる必要があった
(騒動を起こす必要があった)としたら?

中学生以上の人なら分かる内容なので、
興味がある人は読んでみて欲しい。

失業は他人事ではない 今の世の中の経済状況

私は仕事上、人からの話を聞く機会は多い。
占いの専門分野は仕事、商売、起業なので
そちらの情報は入ってくる。

新卒で就職が決まっていたのに内定取り消し。
突然の解雇。
自分
居た部署が無くなった。
勤めている会社が吸収合併された。
行きたかった会社が今年は新規の募集をしていない。
自営業だが店の経営状態が危機
やっていけなくなり諦めて店をたたんだ。

私が聞いただけでもこういう話が多すぎる。

勤めている会社が潰れる時も、
何ヶ月も前から教えてもらえるとは限らない。
上層部の人達は知っていても、ほとんどの社員が
かなり直前まで知らないという事も少なくない。

突然の解雇を告げられたサラリーマン

私は一昨年まで京都駅の近くに居たけれど、
近所を見渡せば驚くほど様子が変わってしまい
店がどんどん潰れていく。

ここは残っているかと思って見たら、
経営者が変わっていて店名が変わってたり・・・
居抜きの店舗物件に新しく入ったのは、
外国人オーナーという事も多い。


東京商工リサーチの記事を見ると、
今日本がどんな状況になっているかよくわかる。

https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20200820_04.html

一回目の緊急事態宣言があった後から
すでに日本は酷い状況。
その頃世界では、
アメリカのGDPは30%以上減、
ヨーロッパで40%減
ユーロ圏全体が沈んでいるという事か・・・
とくに深刻なところではスペインが55%
失業率も上がっている。
1929年の大恐慌の時は、3年ほどかけて
この状態になっていった。

それと同じような事が、今はわずか数ヶ月で
起きてしまった。

明らかに異常事態。

この事は個人の暮らしに直結する

手持ちのお金が尽きていく

「コロナ自粛で会社が休みになってラッキー(^^♪
このまま行かなくてよかったら最高♪
家でゴロゴロしてられるしテレビでも観よう(^^♪」

そういう感じの人も少なくなかったけど、
世の中のこの状況が「自分には関係ない」
とは言えないものだと気が付いて欲しい。

今正社員でも、パートアルバイトでも
自分の行っている会社の利益が下がるという
事はどういう事か?
今まで程経費はかけられない。
どこで削るのか?
人件費を削るとなれば、自分がクビになる
可能性だってある。

そうなったてから慌てて次を探しても・・・
世の中全体の経済状況が下がっていて、
利益が下がっている会社が多いと
新しく採用する枠を減らす会社が多くなる。
仕事がない(>_<)
お金も尽きてきた・・・やばい(;゚Д゚)

こうなってから考えても遅い。

今を考えるチャンスととらえる

この状況の中で、
とくに直接的に影響を受けた飲食店、観光業
宿泊施設など。
大企業では、ワクチン接種会場の提供、
接種予約受付業務などを引き受けて
本業以外で稼いだ会社もあるけど。
小規模事業者には関係ない話。
小規模事業者は、インボイス制度で
苦しめられている。

そういうところの経営者さんは最初から危機を
感じていた。
実際、悲しい事に
中小企業の社長さんの自殺は増えてしまった。

けれど、コロナ騒動が始まった最初の年
自殺者全体の数は夏までで見ると減っていた。
自粛で会社に行かなくてよくなって、
ストレスが減った
からかと思われる皮肉な結果。

死にたくなるくらい嫌な仕事を今までやっていた
人が多いという事なのか・・・

そう考えると「会社が休みになってラッキー♪」
という人が少なくないのも気持ちはわかる。
でもこれだけでは、この記事内で書いたように
まずい事になってくる。

なのでそれだけで終わらずに、
これを考える機会としてみてはどうかと思う。

「会社を休めるとなると嬉しい。
いっそこのまま行きたくない」

もし今そう思っているなら

今まで自分はこう思っていたのか。
何故自分はそう思っていたのか。

そこを考えてみる。

今の会社の何が嫌なのか。
仕事の内容
労働時間の長さ?
それとも人間関係や環境
逆に
どんな会社なら自分は働きたいのか。
それとも会社にはもう行きたくない?
なら自分はどうしたいのか。
何を願っているのか・・・

せっかく時間が出来たなら、
今こそ突き詰めて考えるチャンス。
仕事の種類は増えていて、
自分で仕事を作ってしまう人も多い。

今までのイメージの仕事ではなく、違うものを
作っていく事も出来る。

暮らしていくという事を考えても、
今まで「これくらいお金がなければ無理」
と思っていたのを一度疑ってみる。

今の世の中では、あれも買えこれも買えと
メディアによって洗脳をかけられ
生きていくには多額のお金が必要だと
思いこまされている。

お金を介さずお互いの出来る事を交換する、
多く持っている物を持ってない物と交換する、
数人、数十人で協力して暮らす。
ちょっと考えてみても色んな方法がある。
若い人の失業や貧困も増えているけど、
どうか諦めないで欲しい。

インボイス制度の影響を受けたくない
自営業者さんは、大企業と取引しない方向、
個人対個人の取引のみで生きていけないか
考えてもるのもありだと思う。

ベーシックインカムを望む考えに私が賛成できないわけ


「やりたい事が見つからない」
「仕事楽しくない」
「やりたい事あってもお金ないし・・・」

そう考える人の中には、
いっそ今の世の中が一度ひっくり返って
今の経済システムがぶっ壊れればいいという
考えの人も少なくない。

そうなった後に、
「働かなくても最低限生きていける一定の
金額のお金を毎月もらえるといいなあ」
という考え。
「そういうシステムが導入されれば誰もが
お金のために嫌な事をやらなくていい」
この考えは一見悪くなさそうに見える。

けど私は、これには疑問。
マイナンバー制度が導入されたあたりから違和感は
あった。
一定のお金を国からもらい、それに依存しないと
生きられない世の中というのがどういうものか。

一人一人番号で管理され、個人情報も筒抜け。
与えられるお金がないと生きられないわけだから、
決められた事には絶対に従うしかない。
従わなかったら来月から支給を止めますと
言われたら逆らえない。
逆らえば生きられないから。

これが人間らしい人生かというところに、
私は疑問しかないしそんな物は要らない。

コロナ騒動によって、
日常の生活スタイルがそちらの方に
向けられた。
買い物は自宅で通販を利用。
趣味も運動も家で。
支払いは全て電子決済。
人と会わない。
会話しない。
集まらない。
家で一人一人がスマホやパソコンの前から
離れない。


管理する側には最高に都合のいい世の中。
それを作り上げるには5Gの電波が必要。
知らない間にあちこちにアンテナが設置されている。

更に体にマイクロチップを埋め込むことで
盗難の心配も無く、支払いも安全で清潔で便利に
なるとして、徐々にそれも進められていく。
すでに犬猫にマイクロチップを埋め込むのは、
新しく飼う場合は義務化。
人間でもすでにそういうのを使っている人がいる。

今はまだ義務化ではないけど、これからどういう
方向に進むのかと思うと今止めたいと思うし
ベーシックインカムをもらっての管理社会など
冗談じゃないし勘弁してほしい。


この映画は「ギヴァー 記憶を注ぐ者」
これを観ると、
管理社会という物がどういうものなのか
とてもよく分かってくる。



この映画の話を少しだけ。

職業も選べない、どこにいても見られている、
音楽も無い、「愛」というものの認識もない、
モノクロの世界に住み、これが普通都思っている
住人達。
ギヴァーから過去の記憶を受け継ぐ主人公は、
少しずつ今の世界に違和感を感じていく。
喜び、音楽、感動、恐怖、悲しみ、愛・・・
人間としての様々な感情を知るたびに、
モノクロだった世界が変わっていく。
あまり言いすぎるとこれから観ようという人には
ネタバレになるのでこのへんで。

人間として生きるという事は、
管理された狭い世界の中で与えられた物だけを
受け取って、自分の意思で何も決められず
死んだように生きる事じゃない。
最低限食べていけたとしても、
それでは奴隷に等しい。




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