【ガラスの城壁】を読んで あらすじと感想

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主人公悠馬は、中学生の少年。
学校ではイジメに遭っていた。
そのきっかけになった事件は、
悠馬の父親が逮捕された事。
それは冤罪だったという事が後に分かり
父親は釈放された。
しかしその事が原因で色々な事が
変わってしまい・・・
悠馬の中では事件は終わっていなかった。

父親は、事故か自殺かはっきりしない形で
死んでしまい、学校での悠馬へのイジメも
ずっと続いていた。
この事は母親の心にも大きく影響していた。

悠馬にとって救いとなった転校生、暁斗の存在。
同じクラスの女子、涼音の存在。
求職中の刑事、陣内の存在。

友達のために、まだ犯人の捕まっていない事件を
解決するために、悠馬は戦っていく。
後半から物語は意外な方向へ・・・

主人公悠馬はゲーム好きで、
インターネットのセキュリティーコンサルタントだった
父親の影響もあり、インターネットの知識は豊富だった、
天性のカンのようなものも持っている様子。

父親の事件は、冤罪とは分かったものの
解決はしていない。
その事から始まった学校でのイジメも続いている。
これを解決するために、
悠馬は事件の真相究明に乗り出していく。

途中から現れてくる謎の男達など、
何か作り物めいているという気がしていたけれど
こういう事だったのかと最後にわかる。
誰かが嘘を言ってる?自作自演?
という線で色々考えながら読んだけれど、
これは完全に予想外だった。

主人公悠馬はこの事を乗り越えて、
明らかに精神的に強く逞しくなった感じがする。

ガラスの城壁 (文春文庫)

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