この漫画を知ったのは最近。
最初アマゾンプライムでアニメがあるのを見つけて
観て、面白かったので原作２０冊を全部買った。
買ってからは一気読み。
知ったきっかけは、ミナミAアシュタールさんの
ユーチューブチャンネルで聞いた話から。
ある意味、今の世の中の状況
（人間の置かれている状況）を表している。
そこから脱出するという、希望のある内容。
という２つの事を聞いて読みたくなった。
それまでは題名は聞いたことがあるくらいで、
内容は全く知らなかったけど、読みだしたら
夢中になって読んだ。
これから読む人がいるかもしれないので、
ネタバレは出来るだけ避けて
設定の大まかなところだけ書いてみる。
舞台となるのはある孤児院。
主人公は、
その孤児院で育った１１歳の女の子。
ここではエマは最年長。
この場所には、優しいママが居て
美味しい食事と清潔な部屋があり、
主人公のエマを含め数十人の子供達は
何不自由なくのびのびと育っている。
ここでの生活の先は、
里親が決まったらここを出て
外の世界に行くという事。
ずっとそう信じてきたエマは、
ある日真実を知ってしまう。
孤児院は、鬼の食糧としての人肉を
育てて出荷する場所だった。
鬼が人間を襲って食べない代わりに、
プラントで育てた子供を食糧として鬼に渡す。
それが鬼と人間の間の約束だった。
里親が見つかって出ていったと思われていた
子供達は、もう生きていなかった。
真実を知ったエマは、
全員でここから抜け出す事を計画する。
今の世の中の状況と重なるところは、
たしかに沢山あるのでそういう視点を持って
読んでもすごく面白いと思う。
ある時突然、何かのきっかけで真実に気づく。
今まで信じ切っていた世界が根底から崩れる。
気付いてから注意して見ていくと、
真実を裏付ける証拠がどんどん見えてくる。
知った上で、どうやって抜け出すか考える。
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