年齢で制限をかけているのは自分の思考だけ そういう刷り込みに乗らなければ関係ない

沢山人を観て思う事。

初めて就職した会社を辞めた。

いくつかの会社を辞めた。

最初の商売がうまくいかなかった。

離婚した。

だから次こそは失敗したくない。
というご相談内容は多い。

でもこれらは失敗ではなく、単なる体験。

失敗だと勘違いしてしまうと、
恐れと不安に支配されて
これからの楽しみが減るからもったいない。

今のように、寿命だけは延びたけど
病気、寝たきり、認知症が多いというのは
いったいいつからなのか・・・
そんなに前ではないと思う。
わずか数十年前、私が子供だった頃、
周りの大人達を思い出してみても
決して今のようではなかった。

若い頃より多少体力は落ちたとしても、
自分の事が普通にやれるのは当然。
商売をずっと続けている人、
畑仕事や田植えなど若者にも負けない体力で
元気に働いている人も多かった。

病院にばかり通って何種類も薬を飲んだり、
自分の事もわからなくなって言動があやしくなったり
長年寝たきりという人はあまりいなかった。

ところが今はそれがむしろ普通という、
恐ろしい世の中になっていると思う。

これはメディアによる刷り込みが大きい。

何歳くらいからこういう病気になりやすい。
何%の人が、何人に一人がこういう病気になる。
健康寿命は平均何歳までで、
以降は寝たきりになる可能性も高い。
このくらいからは認知症にもなりやすい。

だから検査を受けましょうとか、
保険に入りましょうとか、
お金を貯めておきましょうと煽ってくる。

人生で活躍できる期間は短く、
ある程度の年齢以降はもうただ生きてるだけ
という刷り込みがあるので、
若いうちから冒険も出来ない人が多い。
若いうちに早く成功しないと、
失敗したら後が無いと思うと慎重になりすぎる。

今興味のあることが、
本当にやりたい事か?

本当に好きな事か?

自分でもわからないというお悩みも多い。

本当に好きなら
上達するまでの過程も、
壁が現れてそれを乗り越える事も、
基本的に全て楽しい。

好きじゃない時は、
過程を楽しいと感じられない。

これはやってみればわかる事だから、
何も難しくない。
もし途中でやめても、経験は1つ増える。

人生の中で、
好きな事をやれる期間が短いと勝手に
決めてしまわなければ、
一生をかけて好きな事をどんどんやればいい。

たとえ途中で死んでも、
明日死んでもいいくらい毎日楽しければ
何の問題も無い。

メディアからの嘘情報は完全無視して、
自分を生きれば本当に楽しくなる。


二十数年前の話

デッサンを習いに通っていた教室で
一緒だった女性。
油絵の腕前は相当なもので作品数も多い。
現役だった頃の仕事は能面師で、
今は引退後でゆっくりしているとのことだった。
彼女が84歳と知った時は驚いた。
60歳過ぎ位にしか見えなかったから。
好きな事をやり続ける人は 見た目も若い。

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