【純喫茶 パオーン】内容と感想

読んで良かったおすすめ本

すごく好きな感じの本に出会ったので、
ストーリーのネタバレは出来るだけ避けつつ
内容と感想書いてみる。

内容は3つの章に分かれていて、
最初の章では主人公の少年は中学生。
最後の章では大学生になっている。

この喫茶店は、主人公の祖父母の経営。
今よくあるカフェとは違う。
昔ながらの喫茶店。
コーヒーの他に、ミルクセーキなどのメニューも。
食べ物は、ホットケーキ、卵とハムのサンドイッチ、
ナポリタン、カレーなど、
昔ながらの喫茶店の定番メニューが揃っている。

この飲み物や食べ物の描写が美味しそうで、
読んでいるとここのメニューを今すぐ
飲みたくなるし食べたくなる。
お腹すいてくる。

経営者の二人も、その娘夫妻(主人公の親)も、
主人公の友達も、この店に来る人達も皆んな
ユニークで楽しい。

主人公が十代の少年で
同世代の友達も登場することから、
若い時に誰もが経験するような学校での出来事、
部活、恋愛の色々。

若い人が読めばきっと親近感わくと思うし、
年寄りが読んでも懐かしい気持ちになる。

各章で、この喫茶店を舞台に
ちょっとした事件が起きる。

けれど、途中心配になりつつも結果的には、
悲惨な事や恐ろしい事は起きないので、
そういう話が苦手な人も安心して読める。

心があったかくなるような、
ほっこりするような読後感。

この作品に出てくるお店には、
モデルになった実際のお店があるようで、こ
んなお店ならぜひ行ってみたいなと思った。

私は、くまざわ書店さんで買ったけど
アマゾンにもあったのでリンク貼っときます。

https://amzn.to/3ASOrDp

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