好きな事、やりたい事が本当に無い人はいない

好きな事を仕事にする

鑑定でお客様とお話ししていて
よくある事。
自分には好きな事もやりたい事も
何もない
と言われる人は多い。

その時のご相談内容として、
お金が無いと心配だから
仕事をしないといけないし・・・
家庭がうまくいってないけど
一人になったらお金が・・・
という事はものすごく多い。

でも観ていって、金銭的に
そんなに切羽詰まっている様子が
ないという事もよくある。
そういう時は
お金が無いと何故困ると思われるのか
という所をお聞きしてみる。

その時いただく答えが、
お金が無いと好きな物が買えなかったり
やりたい事が出来ない
から」
という内容である事が珍しくない。

先に言っておられた
好きな事もやりたい事もない
というのと完全に矛盾しているように
見えるけどなぜか?

その後わかるのは、

好きな事、やりたい事と言うのが
何か「役立つ事」「意味のある事」
「仕事。お金につながる事」
「目標を持って何かを目指す事」
「プロレベルに近いところまで
習い事などのレベルを極める事」

そういうのに限定されると思っておられる
ということ。

これも長年、学校教育、
メディアを通じて刷り込まれた思考
「いつも何かを目指している事が正しい生き方」
「目標を持たなければいけない」
「意味のない事に時間を使うのは良くない」

意味があるとかないとか、いったいどこに
基準があるというのか。
目標を定めて結果を出さないといけないのか。
本来そうではないはず。

好きな事であれば勝手に、目標と言えばそうかな
というものを持っている時があるけれど
ほとんどそういう風には意識していない。
好きだから、興味があるからただやってしまう。

こうでなければならないという思考を止めると
好きな事もやりたい事もあったという事がわかる。

もう一つ多いパターンは、
やらなければいけない事」に追われていて
毎日がハードすぎる場合。
好きな事ややりたい事があるのに
我慢している事を思い出すと辛くなるから
最初から無い事にしておく。
私も人生の一時期このパターンにはまったので、
これがどういう状態なのかは体験済み。

意識していなと大抵どちらかのパターンで
辛い方向に引っ張られるように出来ているのが
今の世の中。
それに気が付いたら違う思考を選べるし
違う人生を歩める。






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