このテーマに関しては全く反対の
2つの意見が世の中にあり、
どっちが本当なの?という疑問も多い。
1つは
好きな事をしていればお金は後から
付いてくる。
もう1つは
そんなのは綺麗ごとで、もっと現実的に
考えないと大変な事になる。
この2つの意見が存在する。
私は本業が占いなので2万人以上の人を
観てきた事と、
自分も人生の大部分自営業で生きてきたので
その経験から思う事を書いてみる。
結論から言うと、好きな事をして生きるのは
不可能ではないと思う。
でもうまくいかない人も見た事がある。
もちろんうまくいく人も沢山見てきた。
上手くいかない人は何故そうなのか。

多いなと思うパターンをあげてみる。
①最初から大きな事を考えて
有り金全部つぎ込み、時には大きな
借金をする
②上手くいかなかったらどうしようという
心配を常に抱えている
③妄想するだけで行動ができない
④やっていく中で一つうまくいかない事が
起きると延々と気にしている
⑤人の言う事に流されやすい
⑥自分のこだわりが強すぎる

順番にもう少し詳しく書いてみる。
形から入らないと気が済まない人も多い。
そこそこの手持ち資金があればそれでも
上手く行く事が無いわけではない。
でも少なくとも、
最初にお金をかけて完璧にしなければ
お客様が来てくれないというのは違う。
逆に、
そういうところを頑張ってさえいれば
お客様が来て下さるかというとそれも違う。
全く初めての場合、その商売を始めた事を
知ってもらわないと当然誰も来ない。
店の中を立派にすることを日々頑張っていても
そこじゃないというところ。
知ってもらうための行動も必要。
お金の面でも、
スタートしてから以降に必要な物が出てくる。
逆に最初に買ったけど要らなかった物が
出てくる。
最初にお金を使いきると修正がきかない。
階段を上がるように一歩ずつ、
スタートし、やりながら考え、変えていく。
それが一番動きやすいし長続きしやすい。

上手くいかなかったらどうしようと
心配が消えない。
その気持ちのまま「でもやらなければ」
と思って無理やり行動。
これではうまくいくはずがない。
イメージした事を引き寄せるというのは
本当に恐ろしいほど真実。
上手くいかなかったらどうしよう・・・
始めたはいいけどお客さんが全然来なかったら・・・
お金が無くなる。
生活に困窮する。
これからどうやって生きていく?
取り返しがつかない・・・
こういう思考をしていて何を引き寄せるか。
まさにその通りの事が起きてくる。
上手くいかない事も考えるのは
リスクヘッジと言う人もいるけど、
感情的に心配するのはそれとは全く違う。
感情で心配し恐れると、そういう気持ちに
なるような出来事を実際に引き寄せるので
いい事は何もない。

考えている、想像している、
イメージを膨らませている
紙に書いている、声に出して
毎日言っている。
それはそれで悪くないけど、
そうしているうちに閃いた事を
どんどん行動にうつさないと
上手くいかない。
その時に、行動した先の心配と
未来の良からぬ想像が勝っていたら
その方向に行く行動をしてしまうので
要注意。
妄想は出来てる。
いい感じ。
その感覚の時に何か閃いて
行動したくなったらとりあえずやってみる。
一発でうまくいかなくても軽く試してみる。
遊びだったらそんな感じなのでは?
趣味の絵がうまく描けなかった。
趣味の料理がうまくいかなかった。
ここ変えてみようかな・・・
もう一回やってみよ(*^^*)
趣味の場合、うまくいかなかったと言って
嘆き悲しんでいる人はあまりいない。
それが仕事だと思うと途端に深刻になる。
失敗は許されないという気持ちになる。
楽しめないとアイデアも出てこない。
軽く行動してみると改善点も見えてくる。
ちょっとうまくいかなかったからと、
この世の終わりのように落ち込んでいても
いい事は何もない。
もうダメだと思うのではなく、
経験を1個増やしたとして改善して次へ。
落ち込んで、また同じ事が起きたらどうしよう
と思っていると、その通りの事を引き寄せる。
人の言う事を気にしすぎるタイプの人の場合も
これが多い。
何か言われたらどうしよう・・・
思われたらどうしよう・・・
その気持ちで生きているからそれを引き寄せ、
実際言われやすい。
誰か一人から何かネガティブな事を言われた場合、
何百人から言われたぐらいの感覚で気にしてしまう。
すぐに、もうダメだ止めようか・・・
となってしまう。
まだ答えは出ていないのに
これではもったいない。
最後の一つ、自分のこだわりが強すぎる場合。
これはさっきのと逆だけれど、これも問題。
自分の思いでやってみた。
そこそこの人数の人が来てくれたけど
どうも評判が良くない。
そういう時、何でかなあと考えて
ちょっと変えてみようかなというのも大事。
深刻に悩むのでなく、
とりあえず試していいデータが取れた。
少し変えてまた試してみよう(^^♪
そんな感じでいいと思う。
それをせずに、
自分はこれがいいとこだわりがあるんだから
絶対にいいに決まっている!!
客がこれの良さを分からないんだ!!
という感覚で何一つ変えない決意でいると、
それはそれでうまくいかない。
例えば食べ物の場合でも、
自分は絶対これが美味しいと思っていても
食べてみた人が百人いたとして全員が
そう思わなかったとしたら・・・
変えてみる事も必要かと思う。
評判が良くなかった事を苦々しく思うのでなく、
じゃあちょっと変えてみようかなという感じで。
全面的に変えなくても、
意外とほんのちょっとの事だったりする。
例えばお菓子とかだったら
材料そのままで配分を変えるとか
スパイスを1つ足すとか。
変える事も楽しめるくらいだと
楽しく継続しているうちにいい物も出来てくる。