小説 色のない街と夢の記憶

小説 色の無い街と夢の記憶⑥

学校が始まっても、なかなかテンションが上がらなかった。学校は元々好きじゃないけど、学校以外の世界を知った後では、今まで以上につまらないと感じてしまう。とにかく色んな事を大量に暗記しないといけないし、意味不明な規則が沢山ある。数学では、日常で...
小説 色のない街と夢の記憶

小説 色の無い街と夢の記憶⑤

毎日家で使うために畑に野菜を取りに行って、ご飯の支度や片付けを手伝って、シロの散歩に行く。うちの畑で収穫した野菜は、自分達が食べる分以外は車に積み込んで売りに行く。私もついて行ってそれを手伝う。これが全部、ここに来てからのから日課になった。...
自営業者の日常雑記

日本が一番豊かで安全と今でも思ってる人多いけど

今の日本のシステムは、表向きは民主主義。国民全員に投票権があって、選挙によって選ばれた人が国の代表になり、その人達に任せるという形を取っている。けれど実際はどうなのか。選挙の時に、この時ではまだあり得ないというタイミングで当選が確定していた...
小説 色のない街と夢の記憶

小説 色の無い街と夢の記憶 ④

翌朝は自然に早く目が覚めた。障子を通して差し込んでくる朝日が気持ちいい。今日も天気良さそう。洗面所の場所は聞いていたからそこで顔を洗って、土間に行くと誰も居なかった。畑に行ってるかシロの散歩かなと思う。シロも居ないし。ここでは皆朝が早いらし...
自営業者の日常雑記

それは本当に迷惑だったのか 結局わからないまま

三年前、二年前、一年前、割と最近までずっとマスク着用しない人のせいで自粛しない飲食店のせいで外を出歩く人のせいでワクチンを打たない人のせいで感染が広がっています。周りの人が迷惑を受けています。真面目に感染対策守ってる人が被害を被っています。...
自営業者の日常雑記

安易に決めない 安易に納得しない 安易に買わない

タイトルに書いた事、これを守っていれば人生で「こんなはずじゃなかったのに」という事は滅多に起きない。日本では「今世間では・・・」という情報が、メディアを通じて常に提供されている。こういう情報を100%無視して生きるとどうなるか。元気で楽しく...
小説 色のない街と夢の記憶

小説 色の無い街と夢の記憶 ③

バスを降りた後、田んぼの畦道を歩いた。子供の頃、犬の散歩をするのにこの辺りを歩いた覚えがある。おじいちゃんかおばあちゃんの、どちらかと一緒に行った。ずいぶん大きな犬だったような記憶があるけれど、自分が小さかったからそう思うのかもしれない。山...
自営業者の日常雑記

見逃してはいけないのは目立つところに出ないニュース

彼らのやる事は、いつも大体パターンが決まっている。テレビ、新聞その他のメディアで目立つニュースを一つだけ表に出してくる。そのニュースの内容自体も確かに問題だけど、それだけではないという事に、注目させない意図が見えてくる。ここ数年ではコロナ感...
小説 色のない街と夢の記憶

小説 色の無い街と夢の記憶 ②

チャンスは夏休み。もうすぐだ。夏休みに家には帰らないと言っても、そんなにあやしまれることも無い。帰るとなると遠いから新幹線代もかかるし、夏季講座を受けるとか、こっちで勉強すると言えばいいか。それくらいの嘘はついてもいいかなと思う。おじいちゃ...
自営業者の日常雑記

以前に戻るとは思えない だから離れる

接種証明が無くても、海外へ自由に行けるようになり飲食店が早く閉まる事もなく、ここ三年間中止が続いたイベントとかも今年からまた開催される。そういう事を見て、「コロナが終わった。良かった。これからはまたコロナが流行る以前の世の中に戻っていく」と...