漫画【キングダム】6巻〜10巻までのあらすじネタバレ見どころをまとめてみた

キングダム信 漫画キングダムあらすじネタバレ感想

6巻 (5巻の後半から続いている内容)

が初めて戦に参加する流れが描かれている。
これまでは、と二人で鍛錬に励んできた剣の腕で
王都奪還の戦いで活躍した
約束通り家と土地をもらえて、
下僕の身分ではなくなったので兵士になる権利を得ていた。

の初陣となったのは、魏国との戦い。
残り者ばかりの集まりの伍。
少し頼りない伍長の澤圭と、信と同じ村の出身の尾平
尾到の兄弟、得体の知れない雰囲気の羌瘣
信達は、苛烈な戦い方をする事で知られている縛虎申
隊に配属された。

は最初から前に出て活躍を見せる。
初めての戦場の空気に最初は固まってしまっていた尾平も、
澤圭が集団戦法を知っていたため何とか切り抜ける。
敵軍は早い段階で戦車を投入してくるが、
羌瘣の策で切り抜ける。

戦車を横転させて倒し、馬を手に入れた
縛虎申隊は、生き残った者達で敵副将宮元の首を取るべく
丘の頂上を目指す。
縛虎申千人将と並んで騎馬で先頭を走る。
後から来る歩兵の中で、羌瘣は圧倒的な力を見せる。

敵が射ってくる矢が当たった縛虎申
致命傷を負いながらも走り続け、それを助ける
縛虎申がついに敵副将宮元を討った。

7巻

は、敵将の首を秦国陣営に持ち帰る事を任された。
縛虎申はこの戦いで受けた傷で息を引き取る。
魏軍が取っていた丘には秦国の旗が立った。
しかしここで、魏軍の総大将呉慶が、全軍を率いて動き出した。

突然戦場に現れる王騎軍。は、王騎将軍と話す機会を得て、
将軍とは何かという事を教わる。
この戦いは、知略型の呉慶と、本能型の麃公との戦いだった。

呉慶が送り出した強敵、朱鬼麻鬼が現れるが、信は麻鬼を倒し、
麃公が朱鬼を倒した。
軍は間接的援護で敵軍を挟み込み、圧力をかけている。

最後は大将同士の一騎討ちとなった。
武力では圧倒的に優っていた麃公将軍が勝利して
戦いが終わる。
この時点でも人数の上では魏国の方が
相当に有利なのにも関わらず、将軍の死によって
魏国軍の兵士達は戦意を喪失し勝負が決まった。

この事からもは、将軍というものの存在の大きさを知る。


7巻の最後の場面で少し8巻への導入が入る。
舞台は王宮内。伽の場面。
宮女向に語るという形で明かされる嬴政の過去。

Details

のブログの中のイラストは全てArtemis様の作品です。
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8巻

秦国の王族の子嬴政は敵国趙で生まれた。
長平の戦いで秦軍総大将白起が、
投降してきた趙国の兵士四十万人を生き埋めにした事から
趙国は秦国に対して強い恨みを抱いていた。
その恨みが、嬴政とその母に向けられる。

嬴政の父にあたる子楚は、
七年前に呂不韋によって秦国へ脱出させられていた。
その時妻子まで連れて行く事は出来ず、
二人は趙国の人質として置き去りになっていた。
の母は、が生まれたために自分も酷い生活を
強いられた事でを疎ましく思い辛く当たっていた。

は、食べ物を盗んで食べる程にいつも飢えていた。
秦国に恨みを持つ趙国の者達から毎日暴力の限りを尽くされ、
痛みも味も匂いも暑さ寒さも、全ての感覚を失っていた。

そんな中、ついに秦国へ帰れるチャンスが訪れる。
秦国から政を迎えにきた道剣
政を秦国に届ける事を引き受けた闇商人紫夏とその仲間の亜門
江彰らの命懸けの働きによって、当時九歳だったは秦国に帰った。

この時まで体の全ての感覚を失っていたは、
紫夏のおかげで正常な体に戻る。

途中までは順調に来たものの、
この事が趙国側にわかってからは趙軍の追手と戦いながらの
逃走になり、を送り届けてくれた者達は全員命を落とした。

8巻の終わりの方は、舞台は現在に戻る。
は戦が終わって村へ帰ってきていた。
の命を狙う刺客がいるというのを聞いたは、
と共に咸陽宮へ向かう。
この時、途中で会った羌瘣から、
王宮には近づくなと言われていた。

キングダム 政

9巻

はと羌瘣、敵として相対する事になる。
秦国王の嬴政を守る立場の信。
朱凶と共に刺客として現れた羌瘣
剣の腕は明らかに羌瘣が上で、
いつでもを殺せるというのに羌瘣にはそれが出来なかった。

は、の事は王都奪還の戦いで一緒に戦った
戦友だという思いで守り、羌瘣に対しても、
一緒に戦場で戦った伍の仲間だという思いがある。

戦いの途中で、もう一組の刺客集団号馬が現れ、
協力して戦う流れになる。
満身創痍のと呼吸が尽きた羌瘣
危ないところで昌文君が兵を率いて現れ、何とか助かった。

羌瘣は捕らえられるがすぐに抜け出す。
羌瘣が来るのを待っていたは、
戦場に出たいから技を教えてくれと頼む。
それは無理だと答えた羌瘣は、自分の過去と宿命、
仇討ちの事を語る。
この時羌瘣が実は女である事も分かる。

蚩尤として生まれた羌瘣
蚩尤の掟である、最後の一人になるまで殺し合う祭の時、
姉妹同然に育った羌象
卑怯な手を使う幽族のによって殺された。
その仇討ちだけが羌瘣の生きる意味の全てだった。


舞台は咸陽宮。
刺客が送り込まれた事件の黒幕は、
呂不韋だという事がわかっている。
その呂不韋が遠征から戻ってきた。
今までほとんど名前だけで登場していた呂不韋が、
物語の中で登場人物としてはっきり出てくるのは
この時が初めて。

キングダム 姜カイ

10巻

王宮に入ってきた呂不韋も、呂不韋の率いる一団も、
一人一人が只者ではない空気を纏っていた。
堂々と暗殺計画の事を闇に葬る呂不韋
嬴政一派は何も言えない。
その力の差が明らかなのを見せつけられる場面。
それを見ていた信も、呂不韋という人物の存在感と、
嬴政との力の差の大きさを肌で感じた。

一方貂は、羌瘣の紹介で軍師学校を訪ねる。
兵士として戦場に行けなくても軍師という道がある事を
羌瘣から聞いた貂はそれを決意して、
共同生活をしていた信とも離れて暮らす事になる。

が入ったのは、呂氏陣営の昌平君の軍師学校だった。
知らないで来てしまったはあわてる。
しかし兄弟子の蒙毅から、
ここは公務とは完全に分離していて政治色は一切ない
というのを聞き、ここで学ぶ事を決意する。

が出て行った後は、
連絡係として城戸村に居たを巻き込んで
王騎将軍の城を訪ねる。
修行として達が連れて行かれた場所は、
領土を奪い合って争いを繰り返している無国籍地帯。
王騎に、ここを平定して見せなさいと告げる。

キングダム 王騎


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