「稼げる人がすごい」という印象操作の裏にあるもの

世の中の仕組みについて

稼げる人がすごい」という印象操作
これはメディアを通して常に続けられている。

高額納税者に皆が憧れる。

番付まであるし、それを見て
「あの人はすごい」
と礼賛する。

「沢山稼いで税金を沢山
おさめてくれる人がいるおかげで
稼げない人も恩恵を受けている

これもよく言われている事だけど。

それは、税金が本当に全て
庶民の生活に必要なところに
適切に使われているという前提

あったとすれば成り立つ理屈。

巨額の使途不明金が出たり、
どう考えてもあり得ないところに
税金が湯水のように使われている事に、
気が付いている人も少しずつ
増えてきている。

集められている税金の額が、
そもそもそれだけ本当に
庶民の生活のために必要なもの
なのか。

もっと言えば、税金を集める
という事そのものが本当に必要な
ものなのか?

税金を一旦集め、
それの使い道を政府が決めていく
という段取りを踏まなければ
庶民の生活というのは成り立たない?

そんなわけないと思う。

集めた税金を何に使ったか
「この部分に関しては公開しなくていい
と言った謎ルールまである。
払っている方が知る権利が無いとは
どういうシステムだと思う。

今の日本では税金の種類と金額が
どんどん上がっていき、
労働時間は増え、賃金は上がらない。

最初に書いた通り
稼げる人がすごいという印象
しっかり定着させられているから・・・

そんな中で「自分は貧乏だ
と思ってしまっている人は、
「稼ぐ力があるすごい人が稼いで
沢山税金を払ってくれている
そのおかげで自分は
生かしてもらえている」
という発想になってしまう。
そこに縋ってしか生きられない自分は、
何の力もないみじめな奴だ。
という考えに傾いていき、
どんどんセルフイメージが低くなる。

国、政府、富裕層
そこに頼って縋る事でしか
自分は生きられない。
こう考える人が大多数になれば
一体誰にとって都合がいいのか。
考えなくても分かる。

今のシステムが消えても、
何も困らないどころか
訳の分からないところに税金を
使われなくて済む事を考えれば
怖がることなんか何もない。

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