人間関係 どちらが正しいかで考えなければトラブルとは無縁になる

自営業者の日常雑記

仕事柄、沢山人を観ていて
人間関係のご相談は多い。
職場での人間関係。
家族やプライベートの友人。
恋愛もまた人間関係の一種。

誰かとの人間関係がうまくいかない時
その全てはただ、考え方が違う
別の言葉で言うなら合わないという
それだけの事。
これが、理屈ではなくて
本当に自分の中で違和感がなくなったら
人間関係の悩みは消える。


振り返れば私も以前そういう感じだったけど、
ほとんどの人が自分の正しさを証明したがる。
それで生きている限り、その自分と同じような
考えの人が周りにいくらでも出てくる。
これも引き寄せ。

普通そうですよね。
普通そうしますよね。
普通そんな事しませんよね。
普通そんな事言いませんよね。
普通これくらいしてくれますよね。
普通そこは気を使ってくれますよね。

そして相手がそうではないという事に
怒ったり悲しんだり・・・
その「普通」の基準は自分であり、
自分の中の常識と違うと許せない。


それを誰かに相談した場合も
「悪いのは相手の方」
「あなたは正しい」
「あなたは悪くない」
「相手が間違っている」
そういう答えが返ってこないと
怒りが湧いてくる。
「その人とは考えが違うのですね」
と言われると失望し、
あの人は私を分かってくれない
という事になる。
聞いた側が「お気持ちは分かります
と最初に言ったとしても・・・
今あなたがその事で辛い思いをされている事が
分かります
」という意味では不満。
私が同じ立場ならきっと同じことを思います
という共感が得られないと満足しない。

でも元々は、どんな物事にも
絶対的な何かの基準は存在しない。

長年刷り込まれてきた
物事を道徳的な善悪で判断する事。
正義と悪で分ける事。
勝った負けたで判断する事。
何に対してもすぐ、
正しいか間違っているか
いいか悪いか
で考える事。

これが無くなれば
「考え方違うんだな」
「合わないならそっと離れよう」
で全てが済んでしまう。
自分の望むように
相手を変えたいとも思わなくなるし、
自分の正しさを証明したくなる事もない。

気がつけば自分と合う人が周りにいて、
気がつけば毎日機嫌よく生きている。

長年刷り込まれてきたと気が付いたら、
メディアからの情報をある程度遮断し
自分の内側に意識を向けてみると変わる。


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