好きな事をやり続けるのが結局最短距離
今やっている事が好きでなければ
何もうまくいかない。
会社が辛い。
仕事が好きでない場合。
仕事は嫌いじゃないけど
人間関係が・・・と言う場合。
両方あるけど。
そこを変えたいと思い
空いた時間に何かやろうと考える。
それがいずれ本業になればいいと。
その時にやるのは、
好きな事そのものでなければ意味がなく
そうでない事をやっても
結局回り道になるだけ。
「好きな事をやる時間を作るために、
お金になりそうな他の事をやって
それで出来た時間で好きな事をやろう」
そう考える人も少なくない。
世の中にはそういう話も溢れているから。
何故それをおすすめできないかについて
次に書いてみる
「不労所得」の誘惑
今会社で働いていて
毎日時間が無くお金もギリギリ。
そういう人の場合、
好きな事を仕事にしたいけど
それに移行するための
お金も時間もないというので
ずっと悩んでいたりする。
そんな時に
「一時期これを頑張れば後は
不労所得が得られて時間が出来るから
その時間を使って存分に好きな事を
やればいい」
というよう話が舞い込んできたりする。
もっと悪質な物で
「これをやれば誰でも簡単に」とか
「1日わずか数分スマホをポチポチ
するだけで」
というような物もあるけれど
それは最初からもう論外という事で。
そういうのではなく
まともな物ではあっても
自分がそれに興味のない物なら
手を出さない方がいいと思う。
今何らかの理由で仕事に不満がある。
もしくは
今の仕事が嫌ではないけど、
本当はもっと別にやりたい事がある
でも時間がないからできない。
そういう状況のところに
今頑張っていれば未来に時間が出来て
お金が得られるかもしれない
興味の持てない事を
本当に頑張れるのかどうか・・・
そこを一番考えないと余計な回り道を
してしまう事になる。
感情が付いてこない事は叶わない
本当に好きな事ならそこに感情が入る。
夢中になる。
時間さえも忘れる。
没頭する。
情熱を傾けられる。
それが何かの作品を作る事でも
形のない何かサービスであっても
そういう思いで提供されるものだから
受け取る人の心に響く。
全員に気に入られる事なんかなくていい。
自分の提供する物が好みに合うという人に
伝わればそれで十分。
これは、今やっている事そのものが
好きでなければ起きない現象。
「不労所得を先に得たからそれで自分は
上手くいった」
という人の体験談も聞くかもしれない。
でもそれは
その人が不労所得を先に得るためにやった
その事そのものを好きだったというだけの
話だと思う。
なので「誰でもこれをやれば」と言えるような
ものは存在しない。
個性は一人一人違うから。
自分がそれを好きかどうか
それだけが唯一の大切な事。
好きでない事を今やっていると
時間もお金もかえって減っていくばかりでなく
エネルギーが枯渇してしまう。
先のために今を我慢することに意味はなく、
今どんな精神状態であるかの方がずっと大事。