やりたい事とお金について なぜ自分を追い詰めて壊れてしまう人が多いのか

自営業者の日常雑記

今の世の中では、
「生きていくためには働いて
お金を得ないといけない
という発想が一番先に来て、
そのために何をするか?
どこで働くか?
という発想が次にくる。

何のために働くかというと、
お金を得るため。
それが無いと生きていけないから。
どれくらい無いと生きていけないか
というと生活費がこれくらいかかって、
各種保険にも入らないといけないし
老後のために預金しないといけないし・・・
と、かかると思っている金額のハードルが
けっこう高い。

もし
お金になるならないを気にしないとしても
ものすごく好きでやりたいことがあり、
それがたまたま仕事になっている
ということならいいと思う。
その場合、
日常の食べる事や寝る事、
趣味の時間などが削られても、
仕事でやっていることが
ただ楽しくて楽しくて仕方ない。
だからやっているということに
なってくるので。
それならストレスも感じないはず。

それではない場合
生活、日常よりも先に、
どこで働いてお金を得るか?を
考えるとストレスになる。

求人情報を見て
「この中から自分の出来そうなのは
これくらい」と思って決めて
「給料がこれくらいだから」
ということを元に
「生活はこれくらいで」と決めていく。
仕事に生活を合わし、自分を合わす。
これでは辛い。


メディアからは
「これくらい預金しなければ将来困る
「こんな大変なことがきています!
備えましょう!」と
節約、貯蓄をすすめる一方で
「今これが流行っています!」
「一番新しい物はこれです!」
と次々と消費を促す。

それにに振り回されると、
自分が本当は何を望んでいて、
どう生きたいのか
わからなくなってくる。

本来は、先に、
送りたい人生、体験したいこと、
日常の暮らし
があり、
そのための手段の一つとして仕事があるわけで。
やりたいことと仕事がたまたま
綺麗に一致した場合以外は、
お金を稼ぐことが先にあってそれに
自分を合わせていく順番ではないはず。

外側からの情報と、
自分の内側からの情報を混同すると
訳がわからなくなる。


自分はこういう物がほしくて
こういう暮らしがしたいのに(メディアからの情報)、
能力がないからこれくらいの稼ぎしかなくて
だから思うようにならない。
でも我慢するしかない。自分が無能だから。
という思考になる。
これが多いから日本人は
自殺する人が多いのかとも思う。

これは証拠はないけど、
仕事柄沢山の人を見て思うことがある。

大金を稼ぐ必要があることを
どうしてもやろうと決めて生まれてきた人は、
それが稼げるツールを持ってきている。
そういう体験をしたくて来た人
ということかと思う。

最初からそういう体験をしようと思っていない
人もいる。

これは、どちらが上とか下という話しではない

大金を稼げる人イコール選ばれた人、
すごい人、レベルの高い人、崇め奉るべき人
というのではなく。

外側からの情報、刷り込みによって
こういうところを目指さなければ
というのが元々の自分の考えだと
勘違いしてしまうと人生が辛くなる。

それが自分内側から
湧き上がってくる
ものなのか。

一度外からの情報を入れるのを
止めてみる
と見えてくる。

どんな体験がしたかったのか
それを思い出せば、
本来は興味の無かった体験のために
無理して「お金を稼がなければ」
ということにはならないと思う。

メディアからの情報で、
年収の高い人イコール税金を沢山納めていて
世の中に貢献している人
年収の低い人、直接お金を稼いでない人イコール
社会のお荷物のような刷り込みがあるけれど。

そこに何の根拠もないことを知れば
考えも変わると思う。

「非課税世帯や納税額の低い人、
生活保護受給者がいるから税金が足りなくなり
皆が迷惑している」
というような刷り込みをしてくるけれど、
税金がどう使われてどこへ流れているか
少し調べればこの嘘が分かる。

支配層側は、
そこに注目されたくないから、
庶民同士の対立を煽っている。

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