知っている人には今更な内容ですが、
出来るだけ分かりやすくまとめてみました。
食品に関する日本の現状。
一定以上の水準の設備が整った工場で生産された物でないと
販売してはいけないという決まりが、今は存在しています。
道の駅などで個人が販売していた漬物や梅干しなどもアウト
ということですね。
「衛生的でない」「安全とは言えない」という理由で。
それによって問題が起きたことなど過去一度もありませんが。
「安全」「安心」「国民の皆様の健康を守るために」という
表向きの理由を付けて、昔ながらの発酵食品にまで殺菌剤、
防腐剤が使われるようになりました。
そうなるともはやその食品本来の性質は保たれなくなって
しまいます。
糠漬けなどは、日本人の体質に最も適した乳酸菌が
たっぷり取れる優れた食品ですが、殺菌剤が入ったのでは
その働きはもちろん無くなります。
その他何種類もの食品添加物による体への影響も
考えられますし、どこが安心安全なのか・・・
この法改正によって、
多額の資金を注ぎ込んで設備投資をする余裕の無い
個人店や小規模の商いは当然潰れていきます。
農業、漁業など、第一次産業に携わる人達には大打撃でした。
小林製薬の紅麹サプリの問題が騒がれた事がありましたが・・・
蓋を開けてみれば実際は、元々持病があって入院していた二人の人が、
そういえば紅麹サプリを飲んでいたというような話で、
紅麹サプリそのものが原因だとはとても特定出来ないような状況でした。
それがあの騒ぎになるわけで。
小林製薬は創業からの歴史も古く、社長から役員まで外国人が入っていない、
今では本当に少なくなった純日本企業と言える会社です。
ほとんどの会社は(表向き社長の名前だけ日本人である場合もありますが)
すでに外資に売り渡されています。
その中で残っている日本の企業は、あのように攻撃されるわけで、
騒ぎをきっかけに「紅麹危ない」「麹危ない」といったイメージに繋げられて
日本の伝統的な発酵食品のイメージまで悪くなりました。
対してコロナワクチンに関しては、副反応被害がどれだけ出ようが
「因果関係不明。ワクチンが原因とは限らない」
「重大な懸念はありませんん」で押し通して今でも接種を続けています。
小林製薬の紅麹の場合と、あまりにも扱いの違いが大きすぎるのでは
ないでしょうか。
通常は、薬によって一件でも死亡例が出た日には即時製造中止、
回収になるはずですが。
一部の大企業以外の食品生産者潰し、発酵食品潰しが見えてきます。
明らかに意図的な。
その前にも、インボイス制度の制定や「コロナ感染対策」として
飲食店への営業規制、それにより仕入れ元となっていた業者への
打撃も大きかったところで、
更にこれなのでたまったものではないはずです。
一部の大企業以外全て潰そうと画策しているとしか、思えない
流れを感じます。
私達庶民が日々食べている食品も、
いくつかの大企業の工場で大量生産された物に限られるような世界。
そういう世界を目指しているように思えます。
コロナ騒動があった時期に、消毒液を使うのが普通の生活習慣となり、
今もそれは続いています。
「殺菌、消毒した物でないと危険」
「ちゃんとした場所で作られた物でないと衛生面が・・・感染が怖い」
というイメージが広まったため、
記事最初に書いたような決まりが出来ても疑問を持つ人は少ないようです。
それが自分達の「安心、安全、健康のため」と信じているからでしょうか。
食べ物が工場で大量生産される事などなく、消毒液など使われることも
なかった時代と今と比べた時に、人々の健康面にどんな違いがあるか
比べてみれば、今が安全とはとても言えないのは分かることですが。
「平均寿命が延びたから今の方が安心、安全、健康が保たれている」
と言う人もいますが、医学的には心臓が動いてさえいればどんな状況でも
「生きている」と言えるわけで・・・
それでカウントすれば長く生きている人は確かに増えましたが、健康か
というと別の話しですね。
持病のある人、寝たきりの人、認知症の人の数は過去最大です。
日本は、医療費の額、薬の使用量は世界一であるにも関わらず。
日本の「米不足」は自然に起きていることでしょうか?
海外への支援としてどんどん米を放出し、海外への輸出もして
いるので足りなくなるに決まっています。
アメリカのスーパーでは良質な日本の米が山積みで、
日本での販売価格の半額で売られています。
水道の民営化も、表の情報ではほとんど出てこない間に決定され
進められていて、どんどん外資に売り渡されています。
飲み水の質が下がっていることは、PFASが検出される地域が
増えていることからも分かります。
水質は悪くなり、それなのに水道代は高くなるという状況が
これから進んでいくことも予想されます。
それなら頑張って反対を表明すれば・・・と思う人もいるかも
しれませんが、インボイス制度導入の時も、19万件を超える反対、
疑問の声があったにも関わらず、そんなものは完全無視で
進められました。
新しい法案を通す前に、パブリックコメント募集案件のところに
一定期間出てはいますが・・・
目立つようには出していないためその存在をほとんどの人が
知りませんし、特に早く通したい案件については募集期間を平気で
短縮してきますし、仮に反対が多くても先程の件のように完全無視です。
「国民の皆様の意見を募集しましたが多数決の原理からいくと反対が
少なかったので(反対が全国民の半数以下であれば少ないと言える)決定
します」という事になります。
パブリックコメント募集も「一応意見聞きました」という形を作りたい
だけとしか思えません。
日本の食糧自給率は下がり、土地も企業も外資に売り渡されていき、
食糧も水さえも調達しにくくなっていくこの先に何が計画されている
かというと、最終的には食糧配給制。ベーシックインカム。
完全管理監視社会へ向かう流れの一環ですね。
いくつかの大企業の工場で大量生産された、最低限の決まった量の食糧、
電子マネーなどを「与えられないと生きていけない」状況になるとどうなるか。
生殺与奪の権を渡すようなものです。
仮にこれが実施された場合、最初の決定からしばらくすると
「資金が足りなくなった」という理由で支給を減らされることは十分あり得ます。
コロナ騒動の時、飲食店への休業補償を途中から「資金不足」を理由に出さなくなった事、
コロナワクチン副反応で亡くなった人の遺族への補償を途中から大幅に減額
(4000万円台から700万円台に)した事などからも容易に想像がつきます。
その一方でコロナ対策予備費の十数兆円は使途不明として消えていて、誰も何の責任も
負わないし「緊急事態だったから仕方ない。消えました。知りません」で終わりです。
今の生活の苦しさからベーシックインカムを歓迎する気持ちの人も少なくないようですが、
この事を考えると本当にそれで大丈夫なのでしょうか。
中小零細企業潰し、食糧自給率を低下させること、企業や土地を外資に売り渡す事、
移民の大量受け入れ、デジタルID、オールキャッシュレス、オンライン化。
全てつながっていて一つの方向(完全管理監視社会)に向かっていることが見えてきます。
そのうち中国のように信用スコアが導入され、
国や政府の方針と異なる意見を持つ人間は配給を減らされるとか、最悪消されるとか
(今の通信システムの技術を持ってすれば出来ないことではない)そこまで行く可能性も
十分かと思います。
このことを知っているかが大事な所かと思います。
「国民と皆様の安全、安心、健康のために」という表向きのパフォーマンスを
そのまま信じているのではなく。
知った上でそっちがいいというのであればそれもありと思いますが、
知らないと選べないので。
監視社会と違う方向を目指すなら、
食糧はじめ生活に必要な物を作っているのは全て一般庶民なので、
支配層に管理してもらい与えてもらわなくても生きていけるはずです。
本来なら、生活に必要な物を生産している人達が最も豊かであるはずなのに、
日本ではその逆。
これを見ただけで大きな矛盾を感じるし、そこを潰すことによって、
中央政権に頼らなければ生きていけない状況を作り、
監視社会へ移行していく流れにしか思えません。
自分の日常の暮らしや仕事、人との関わりなどを振り返って、
この流れから離れるには・・・と考えた時、今何が出来るか・・・日々実行中です。