自分で考えていないことに気づかせない誘導

自営業者の日常雑記

2021年夏の記事のリライト。
読み返してみると、当時はコロナ騒動
真っ只中だったからそれについて
書いているけれど、そのことに限らず
全てにおいて同じ。

「私たちに出来ることを考えましょう
と言った後に
答えはこれですという情報を出す。
それをやられると、最初から自分で考えたような
気がして
しまう。

従う事前提で、そのことを「楽しみましょう
と言ってくる。
これをやられると、最初から自分がそれを好きで
楽しんでいる気がして
しまう。
有名人を使ってのイメージアップ戦略も。

分かりやすいところで言えばコロナ騒動当時の
マスクをファッションとして楽しむ
ステイホームを楽しむ
無観客ライブ
静かなスポーツ観戦
オンラインお見合い
オンライン恋愛
オンライン飲み会・・・

面接や会議がオンラインになったのは
この頃から多くなり今はその方が普通
のような感覚になっている。

問い合わせも、電話からチャットへ
答えるのが人間からAIへ。

何か疑問があって国の公的機関の問い合わせても
そのためにだけ雇われたバイトのような人が、
マニュアルを読むような答え。
色々なところにたらいまわしにされてごまかされる。
責任の所在はいつも不明。

「コロナ感染対策のため」というので始まった習慣が、
いつの間にかそのまま残っていき定着したので
違和感を持ちにくい。
本当は順番が逆で、その習慣の方を定着させるため
あの騒ぎが起こされたとしか思えないけど。

テレビの情報が一方通行というのは
今も変わらず。
ネット上の情報の場合は、一方通行ではないけれど
情報統制が激しい。
おかしいと思い始めた人達へのミスリードの罠
多い。

ここからが過去記事です

テレビの情報というのは、
メディア側から一方通行で
強調したい事はとことん強調。

伝えたくない情報は決して
表には出さない。
同じ意見を言う人しか出てこない。

その中に織り交ぜるように
視聴者に向けて、
「これが正しい答えです」
「あなたはこうすべきです」
というのを次々と示してくる。

それを見た人が一斉に
同じものを買ったり同じ行動をとる。
テレビで著名人や人気タレントが
「健康を守るためにこの品物がいいい」
と言えばそれが飛ぶように売れる。

「大切な人を守るために、
あなたに出来る事は何ですか?」
という文句と一緒に色々出してくる。

何処の番組を観ても全部
言っている事は同じ。
これからして怪しいと疑ってもいいと
思うけど、それに慣れてしまうと
おかしいとは感じないらしい。

観る側が自分で考える余地はない。
まさしく洗脳装置。

自分で考えている気分にだけはさせる
という工夫もされているので、
ぼーっと見てると気が付かないことが多い。

「感染対策守らない人って本当に迷惑」
「自分の事しか考えてない。愛が無い」
「そういう人がいるせいで感染が広がっている」
と多くの人が言うけど 、
自分が何故そう思うようになったのか、
深く考えている人は多分少ない。

テレビその他メディアの 、
この思考を定着させるための
煽りの影響は大きいと思う。

自分でとことん考えて調べた末に、
自分がリアルに見ている事 感じている事から、
総合的に判断して「 迷惑」と言ってる人が
いったいどれだけいるのか。

「多い方が正しいに決まっている」
というのも、昔から何も変わらない。
大衆心理をうまく利用するメディア。

「感染対策しっかりやりながら
楽しく過ごしコロナ収束させましょう」
というのもメディアを通じて言われている。

それをそのまま受け止めて
「マスクに消毒♪ 感染対策しっかり守りながら
楽しい事して ワクワクしてたら収束するね♪」
というのが、今の世の中のほとんどの人の
考えなのではないかと思う。

SNS見ててもこの考えが多いけど 、
私はこれに対して違和感しかない。

どっちがいい悪いじゃないけど、
私は 従いながら「楽しい」とは感じられない
そちらの体験は遠慮したいから、離れる方向で生きている。

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