『自分の中に毒を持て』岡本太郎 今までの自分の殻を破り熱い気持ちになれる本

読んで良かったおすすめ本

ビジネス書としても、自己啓発書としても読める本。
「幸せになるために」といったテーマでよく言われている内容と
ほとんど真逆な言葉が沢山出てきたりします。
なので好き嫌いはあるかと思いますが、パワーに溢れた言葉の数々は、
今まで小さく考えていたことは何だったのかと気づかせてくれます。

自信なんかいらない

自信を持ちましょう
自分を好きになりましょう
これはどこでもよく言われている言葉です。
それから考えると本当に真逆。

自信を持てと言われても自信を持てないとか、
自分を好きになれと言われてもなれない・・・
それが悪い事のように思えて、世間で言われている事が
出来ない自分は最低なんじゃないかと思っている人には
読んでみて欲しい内容です。
この本の内容を読めば目から鱗なので。
今までの思い込みは何だったのかと思えてきます。

継続力なんかなくていい

何か一つの事を始めたら続けるのがいい事。
これが世の中の常識としてよく言われている事です。
なので、何か始めてもなかなか続かない人は、
自分はダメだとよく思ってしまいます。

その辺の、常識と思っていた事も、ぶち破ってくれるのが
この本の内容。
三日坊主でもかまわない
この本の中ではそう書かれていて、その理由も書かれています。
続かないかもしれないからスタートできないと言うのも
考えてみればもったいないしおかしな話ですよね。

最大の敵は自分

自分を大事にしましょう
これもよく言われている言葉です。
でもこれに関しても・・・
あまりに大事にしすぎて、自分に何も嫌な事が起きないように
気を付けて生きているとどうなるかという話です。
何か新しい事を始めて失敗したらどうしよう
人から何か言われたらどうしよう
人から嫌われたらどうしよう
そういう風に生きている時、熱い気持ちで何かに挑戦し
ぶつかっていく事は出来ないですよね。

自分を最大の敵と考え、それをぶち壊していく
そういう生き方が、この本の中では語られています。

何かがうまくできなくてもいい。
そもそもうまくやろうなんて思わなければいい。
もっと下手にやってやろうと思ってやってみる。

人に好かれようなんて思わなければいい
孤独を恐れずに生きてみる
今の瞬間に全てのエネルギーを注ぎ込む
そうすることで、気が付いたら本当の意味で
人に役立つ人間にもなっている。

こういう人におすすめ

人生を終える時
自分は生き切ったんだと言えるのか

この本の中では、その事を何度も問いかけてきている
気がします。
生き方、考え方、仕事の事、恋愛の事
全てにおいて、世間で「これが普通」と言われている事からは
遠く離れた衝撃的な内容ですが大好きな本です。

何かやるからにはうまくやらないといけない

すぐ他人と比べてしまう

物事が続かない事、うまくできない事は恥ずかしいこと

自己肯定感が無い人はダメな人

そういう事で悩んで悶々としている人はぜひ一度読んで
みてください。

熱い気持ちが蘇ってきます。

[自分の中に毒を持て<新装版>]



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