生きづらさについて考える② 学校での集団行動と我慢、忍耐の訓練は本当に必要?

自営業者の日常雑記

小学校、中学校、高校までは一応行ったけど、
そこでしか得られなかった事
学べなかった事があるかといえば・・・
あまり思い浮かばない。
あえて言えば高校の時の友人で1人今でも
人間関係が続いている人がいるというくらい。
大人になってから出来た人間関係の方が
はるかに多い。

学校に行きたくないという子供さんが
今は多いらしいけど、
行かなくても別に問題ないんじゃないかと
個人的には思う。

昔を振り返り、
あの時我慢して行っておいて本当に良かったと
今思うかといえば正直全然思わない
し。
行かなくても問題なかったんじゃないかと思う。

その頃勉強した事で今使っている事といえば
足し算引き算読み書きぐらいだから。
わざわざ長い年月学校に行かなくても、
十分覚えられるレベル。

仕事に必要な事、
商売をやっていく上で必要な事は
大人になってからでも身につけられる。
むしろ、必要の事のみをやった方が
最短距離で身につく
気もする。

それよりもっと大事な、
自立して日常を生きていく知恵
学校では決して教えてくれない。

高校を卒業してからしばらくは
色々とバイトをしたけど、
向いてなくてすぐ辞めたものも含めて
いい経験は積んだと思う。
向いているものと向いていないものがわかったから。
辞めたものに関しても
「やってみよう」と自分で決めたわけで、
その後どうであっても自分で決めたのだから
文句はない。

嫌なら辞めるだけ。

ところが学校という場所では、
朝行ったら今日はこれをやらないといけないという
時間割というやつがあって
スケジュールが決まっている。
義務教育の間は、
バイトと違って辞めるわけにもいかない。


どんなに苦手な事も、どんなに興味のない事
やらないといけないという決まりがある。
それだけでも苦痛な上に色んな行事があって強制参加

子供の頃学校の先生がよく言っていたのは
「何の責任もなく伸び伸びと過ごしていられる今が一番いい時
「学校でちょっと嫌な事があったぐらいでいちいち
へこんでいるようでは社会の荒波の中でとても生きていけない」
「大人になったら今なんか比べ物にならない程の多くの責任、
苦労、試練
がやってくる。
子供の頃の今の悩みなんか後から振り返ったら
悩むに値しないような何でもない事だと思えるはず」
「社会は厳しく、困難の連続。今のうちにほんの少しでも、
集団社会で生きていくための学びをし、
忍耐と我慢を覚えておかないととても生き抜いていけない」
こういう内容だった。

今振り返ってみると、あれは全て大嘘だったと思う。
もしかしたら、
そういう事を言った何人かの先生達としては
自分はそうだったという事を言っているだけで
嘘を言うつもりはなかったかもしれないけど。

子供の頃はそれを聞いて絶望的な気分になり、
未来に夢も希望もないと感じた。

けど実際社会に出てみると、
たしかに色々あるけど子供の頃と違って
どんな事があっても少なくとも常に自分で選んでいる
という感覚があった。

それだけで、何が起きても辛さは半分以下になる。
嫌ならまたそこから、違うものを選べばいい。
選べないという事ほどしんどい事はない。

生きていく中で沢山の選択をしながら、
少しずつ少しずつ、自分の望む方向に舵を切っていく。

失敗したと思っても、また立ち上がりやり直せる。

人生というゲームの、プレイヤーは自分という感覚。

何も選べない子供の頃より百倍楽しい事は間違いない。

自営業を選び、好きな場所に住み、
1日のスケジュールを好きなように決めて
何もかも自分の気持ちのままに生きている今。
子供の頃を振り返ってみると、
あの頃はよく耐えられたなと思う。

もしも今、
何もかも人が決めた枠の中で過ごせと今言われたら
1日も我慢できそうにないし
数日で発狂して死んでしまいそうにしか思えない。

中学生高校生の頃、
「学校を卒業して会社に入ると
学校と同じような決められたスケジュールと
システム
の上に、さらに重い責任がのしかかってくる」
と聞き、
そんな恐ろしいところへ行ったらきっと
生きていけないに違いないと思った。
どうやったらそういう怖い所へ行かなくていいか
いつも考えるようになった。

続きはまた書きます(*^^*)

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