世の中に蔓延する「お願い」という名の強制 考える前に従う習慣

自営業者の日常雑記

2021年3月下旬の記事の振り返り。
今に始まった事では無いかもしれないけど、
コロナ騒動の頃から特に酷くなったのが
お願いという名の強制

それが嫌だったので、行くのをやめる場所が
どんどん増えていった。
行かなかったら行かないで特に不自由は
感じなかったので、それに気が付いたという
意味ではよかったけど。

「○○のお願い」という注意書きがあったり
「○○をお願いしています」と言われたり
「推奨しています」もある。
これ全部言葉の上では強制ではない。
けれど、これを言われてノーと言える人が
日本ではものすごく少ない。

空気読めない。
常識無い。
大人げない。
問題行動。
危険人物。
そんな風に思われたくないという
思考が働くらしい。

職場などではもっと圧力が強くて
ワクチンを打たないなら辞職しろと
言われたり、
未接種の人に対する明らかな嫌がらせが
あって、耐えられなくて辞めた人も。

これでも「強制はしていない」と言う。
お願い、推奨であって、絶対打てとは
言っていない(打たなかったら仕事辞めろ
とは言ったとしても)
こういう詭弁が堂々と通っている。

これに対してほとんどの人が
「仕方ない」
と思って受け入れるとしたら、
お願いの内容はマスク、消毒、検査、ワクチン
だけでは済まなくなってくる可能性大。
この4つだけでもすでに冗談じゃないけど。

「お願い」と言われたら従うのが常識ある人。
「思いやり」と言われたら従うのが優しい人。
そういう思い込みが日本人は特にあるらしい。
それを分かったうえで仕掛けてきている側が
存在するということ。

ここからが過去記事です。

何処の店へ行っても、映画館、イベント
ライブハウスその他、入る時に
「マスク着用のお願い」
「手指の消毒のお願い」
「検温のお願い」
行ってから入れないのも嫌だから
電話で問い合わせても、
あくまでも「お願い」にもかかわらず
じゃあいいのかと言うと良くないと言う。
「強制じゃないんですよね。じゃあいいですよね」
「いいえ。お願いしております」
なので、会話がかみ合わない。

検査陽性イコール感染かという事にも
疑問
があるので厚生労働省窓口に電話で聞いても
ホームページを見てください」しか言わない。
見ても解せないから聞いてるんだけど。

こういう時、対応してくれた人が
その人自身調べて確信してそう思っていて
自分の信念の元に言っているなら
そのように伝わってくる。

でもほとんどの場合、
こういう事に決まっているから言っている。
皆そうしてるんだしこういう時期だし
察して従ってよ。めんどくさいなあ。

という感じしか伝わってこない。
実際そう言われたわけじゃないけど。
そう思っているのがはっきり伝わってくる。

対応している人が悪いわけではないのはわかる。
実際会社の方針として決まっているのだろう。
本当は会社が(国の公的機関も同じ)
マスク着用、検温、消毒しない人の
入場を固くお断りしますと書けばいいと思う。


それをしないで
「うちはあくまで強制はしてません」
というスタンスを崩さず、
文句を言うめんどくさい客が来たら
上手く処理しろと責任を下に押し付ける。


何も考えずそれに従う人を観るのも悲しい。

言っている事と思っている事が一致していない時、
というか相手が何の考えも持っていない時、
ここまで分かるもんなんだなと思った。
一致してる人も中にはいるけど。
その違いは明白。
電話ですらはっきり伝わってくるから、対面ならなおさら。

自分で考えたり判断することなく
ただ上から言われた通りに話し、行動する。
そういう人が大多数を占め、それが日本での普通
当たり前になるのは悲しいと思う。


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