ポワロ物最初の作品【スタイルズ荘の怪事件】アガサクリスティー 感想

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前書きに少しヒントめいた事が
書いてあった。
にも関わらず、結局最後まで
犯人は分からなかった。
犯行の方法も。

あやしいと思える人物がけっこう多い。
誰も彼もが犯人かもと思えてくる。
被害者が死んで利益を得る可能性のある
人物も多い。

殺された屋敷の女主人には財産もある。
今の遺言状の中身がどうなっているのか?
書き換えられた可能性は?
殺害に使われたらしき毒は、
どのタイミングで飲み物に入れられたのか?

途中で犯人が逮捕され、裁判が始まった。
これで決まるのかと思ったら
意外な方向へ・・・再び振り出し。
誰が誰をかばっているのか?
誰が嘘をついているのか?

この作品は、
ポワロの友人であるヘイスティングズの
一人称で語られる。

ポワロがどこまで推理を進めているのか?
何を考えているのか?
それともまだわかっていないのか?
ヘイスティングズにはなかなかつかめない。

時々ポアロから、こういう事をやってくれとか、
屋敷の中の誰々にこういう伝言をしてくれとか
頼まれる事があってもそれが
何の意味を持つものかさっぱりわからない。

読んでいるこっちも同じようにわからないので、
どちらかと言うとヘイスティングズの立場で
読み進めていた。
ポアロは途中でヒントになる事を言ったのにと
最後に種明かしをしてくれるけれど、
結局全部聞くまで何も分からずじまいだった。

ここで一つだけヒントを言うと、
恨みからの犯罪ではなく金銭的な欲望
恋愛的要素が少し絡む。
犯罪と直接関係のない所でも恋愛の要素が
絡んでくる
ので、それによって余計に
混乱が起きて
犯罪の本筋は見えにくい。

スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

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