生きづらさについて考える⑥ 当たり前をうたがってみる「常識」とは何か?

自営業者の日常雑記

「これはこういうものだから」
「この事は変えられないから」
こういう言葉をよく聞くけど。

法的に決まっている事でなくても
いつの間にか
何となく
いつからそうなのか不明だけど
なぜか
そういう事になっている。
そしてそれが「常識」と呼ばれる。

日本では、いつからかこの手の事が
多すぎるように思う。
それに対して
生きづらさを感じている人も多い。
だけど誰もやめようとしない。
諦めているようにも見える。

占いの仕事をするようになって思った。
今特に何か起きているのでなくても、
未来に対して不安を抱えている人は多い。

入試に受からなかったらどうしよう。
学校を卒業できなかったらどうしよう。
会社に入れなかったらどうしよう。
収入が下がったらどうしよう。
家が買えなっからどうしよう。
リストラされたらどうしよう。
結婚できなかったらどうしよう。

結婚しても子供が出来なかったら
どうしよう。
など。

何故この思考になるのかというと、
こういう風に生きないといけない
こうでなければ人として恥ずかしい
こうなったら生きられない」と、
常日頃からそういった「常識」の中で
生きているからかと思う。

メディアは毎日そう思わせるような
情報を流し続けてている。


聴き続けている事、
観続けている事というのは
いつの間にか自分の中で
真実になる。


その結果、
自分が満足しているかの基準よりも
周りからどう思われるかの方を、
常に優先
するようになっていく。

今の状況を変えたくても変えにくい。
人と違う事をしにくい。
人と違う事を言いにくい。

そういう世の中が作られている。

何歳以上になったら転職はもう無理。
何歳以上になったら起業はもう無理 。
福利厚生のしっかりした会社に勤め
色々な保険に入るのは常識 。
老後に備えて多額の預金が必要 。
人間は生きているだけでお金がかかり
変化はリスクであり、諦めが必要 。

こういう洗脳で、
我慢するのだけが得意な人間が出来上がる。

もっと好きな事をして生きて
本当は何も困らない。

目的も無くただ不安を解消するためだけの
多額の預金など要らない。

年を取ったら病気になる事前提
寝たきりになる事前提
認知症を発症すること前提で、
それが常識、普通と考えるから
おかしな事になる。
若い頃から我慢が多くてストレスをためて
苦しい毎日を送るなら、病気にもなるかも
しれないけど。
若い頃から、病気にならないような生き方をすれば
その流れで年とっても元気で居られる確率大。
それだとお金もかからない。


今の日本では、
病気のデパートのようにいくつも病気を持っていて、
医療費が大変という人も多い。
でもそれが普通こういうものだという事になっている。
本当は、これこそが異常事態。

健康を損ねると気力もなくなり、
日常や仕事で色々な事を諦めていく。
「もう諦めて、ただ生きているだけ」
と悲しい顔で言う人も少なくない。

それが本当に普通なのか???
病気になるような生き方をするから
病気になる。

それだけの事ではないのか。

自分が気持ちよく生きる事を
「普通」と考えれば簡単に日常は変わる。
日常の積み重ねイコール人生だから。
何歳であろうが今日からでも
いくらでも本当は変えられる。

変えられないと思わされている事に
気が付いたら大丈夫。

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