今の世の中、
忙しすぎる人が多い。
疲れすぎていると、
人は自分で何も考えなくなってくる。
感覚も鈍くなり、直感が働かない。
これも、自分では何も考えず
言われた事にただ従う人間を
増やすためのやり方だと思うけど。
支配する側からすると
この状況が一番やりやすい。
常に自分の体力や精神力の限界以上に
毎日長時間働いてると、
いつしか慣れてそれが普通になってしまう。
でもこれは表面的に慣れただけの話。
自分の意識にも 「これが普通」
と言い聞かせてるので 、
疲れに気がつかないことがある。
そんな生活をやめてみて初めて
どれだけ無理してたか分かる。
私もそういう時期が過去にあったけど、
今の世の中こういう人が多すぎる。
以前、ギリギリいっぱいまで仕事を詰めて
365日働く習慣だった日々の後、
週一休みを作っても・・・
休日に 電話が鳴っているのが聞こえる
という幻聴が度々あった。
音を消しても、
振動で着信を知らせている感覚が来る。
人間って思考で何でも作り出してしまうんだ
と、この時に知った。
当時自分では気付いてなかったけど、
かなり病んでたのかも・・・
今の世の中では、
忙しすぎる毎日、 時間が無い毎日の中で
勝手に目に入ってくる情報量が多すぎる。
そんな中で、じっくり文字を読むという
習慣も消えていきつつある。
ただでさえ時間が無い所に、
洪水のように情報が入ってくるからこうなる。
何かに疑問を持っても、
自分で本や資料を読み込んで
調べる人は少ない。
自分で考える事なく、
テレビで言っている事
ニュース番組で 聞いた事を
そのまま信じる人々は
支配者層から見て最も扱いやすい存在。
趣味や楽しみという意味での、
文字を読む習慣も減ってきている。
映像でダイレクトに入ってくる
情報と違って、
文字を読んで脳内で映像に変換するのは
それなりに頭を使う。
こういう機会さえなくなっていくと
自分で想像したり考える機会が減り、
遂に全く考えなくなっていく。
文字が苦手でも時間があれば、
ただゆっくりと過ごす時間、
ぼーっとする時間があれば感覚は
鈍くならないけど。
毎日ただ忙しい。
考える時間も想像する時間も
ゆっくりする時間も無い。
山のように入ってくる情報を
断片的に聞いて
多い方の意見に合わせていく。
それが今の世の中。
楽しさからは程遠いと思う。
遊べるのは子供のうちだけじゃなくて、
本当は一生遊べる。
よく言われている、
「辛い事を沢山我慢してこそ
少しだけ楽しい事がある」というのは嘘。
最初から我慢なんか全然しなくても
本当は楽しい事は毎日ある。
ある時から、
これが真実だと気が付いて
そのように生きてみたら
やっぱり真実だった。
それまで、ただ知らなかった。
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