キングダムで学ぶ乱世のリーダーシップ 原泰久原作 長尾一洋著 楽しく読めて仕事の場面ですぐに役立つ本

読んでよかった実用書
  • キングダムはどんな漫画なのか
  • 仕事の場面ですぐ役立つ内容
  • 大勢の人相手の場合も一対一の場合も
  • 今の時代だからこそ

キングダムはどんな漫画なのか

キングダムの舞台は古代中国。
史記や戦国策に書かれている史実を土台にして
物語として最高に面白く描かれているので、
経営者やビジネスマンのファンが多い。

主人公の信が、下僕の身分から成りあがって
将軍になっていく成長物語。
もう一人の主人公と言われている、後の
始皇帝の政が中華統一を成していくという
物語でもある。

戦場での話、その裏での文官の戦い
王宮内の内乱の話など。
魅力的な登場人物が多く出てくるし名言も
多いので、キングダムの中でも特に好きな
キャラがあって自分の目標とする人物像
として見ているという人も多い。

仕事の場面ですぐ役立つ内容

この本は、元々のキングダムファンなら
知っているエピソードが沢山出てくるので
最初から親しみが持てる。
そして今まで気が付かなかった視点から
この漫画を見れるし、そういう意味でまた
もう一度読んでみたくなる。
仕事で悩んだ時、人間関係に悩んだ時
この本や原作漫画のページを開いて
ヒントをもらえる。

原作を知らない人が読んでわからないかというと
そんなこともない。
原作の場面を引用して、
この場面のこういうエピソードがあり、そこから
現代の仕事の場面に当てはめるとこういう事が
言える。
といった形で進んでいくので、原作を知らない
人にも分かるようになっている。

先にこの本を読んだ事で原作にも興味が出て
原作も読むようになったと言う人もいる。

大勢の人相手の場合も一対一の場合も

多くの従業員を抱える会社経営者であったり、
会社で役職に就いていて部下との関係で考える
事が多いビジネスマンの場合はもちろん
そこまででなくてもリーダーシップが必要な
場面というのはある。
多人数相手の場合、また、たった一人の相手
との関係においてもリーダーシップは存在する。
その両方について、この本には書かれている。

立場によっても、
同じ立場の人でもその時の場面によっても、
多くの人を説得する必要がある時と、たった一人を
説得する必要がある時・・・いろんな場面が人生の
中では出てくる。

口先だけで行動が伴わず、都合よく人を動かそうという
人間を見抜けないほど、人はバカではない。
大勢に対しての場合、一人の相手に対しての場合それぞれ
リーダーになれる人というのはどういう人かという事が
実例を通してわかりやすく書かれているので、
現実の仕事の場面に当てはめてなるほどと思う事が
本当に多い。
読む本というより、使う本という感じ。

今の時代だからこそ

この本の冒頭で書かれている事で、考えた事なかったけど
言われてみればなるほどと思った事がある。
キングダムは春秋戦国時代の乱世を舞台にした漫画だが、
2000年も前の戦争をやっていた時代の内容が何故
今に役立つのかというと、今はまさに乱世だから。

安定しているように見られていた大企業がまさかの倒産。
大規模なリストラを決行といった事も今は珍しくない。
逆に、無名だった会社が短期間に急成長したり、
一人で商売をやっているような個人事業主が
驚くような年収を取っているという事も。

良くも悪くもこれは、私たちの仕事や収入、これからの
人生に大きく関わってくる。
数十年前までは考えられなかった大きな変化が起きている
今は、まさに乱世と言えるわけで、その中で生き抜いていく
ために役立つ知恵が。この本には詰まっている。

[『キングダム』で学ぶ 乱世のリーダーシップ (集英社学芸単行本)]


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