悩みをゴミ箱に捨てて人生を遊ぼう③ 好きな事を仕事にしようとしたけどうまくいかないというあなたへ

オリジナル小説 エッセイ

理由は全員同じではないけれど、多いパターンについて話していくと全部で四つある。最初に一番多いものから。

生活するためにやっている仕事がハードすぎて、他の事をやる余力が残っていないというパターン。
その状況のまま「何とかして頑張って時間を作って好きな事を仕事にすべく行動しなければ!」と思いがち。
そのために更に睡眠を削って、更に疲労困憊して、それでうまくいかないと「自分はダメだ」という絶望感が襲ってくる。

アイデアを出すためには、空白の時間が必要
眠くなったら一日のうちのいつでも、十分に睡眠を取る事も大事。
毎朝目覚まし時計が鳴って無理やり起きるなんて論外。
あれはものすごいストレスだから。

今の仕事がハード過ぎると良くないもう一つの理由は「お金を稼ぐのは大変で、仕事とは辛いものである」というイメージが潜在意識に深く浸透してしまう事。
その状態で「好きな事を仕事にしてお金を稼いでいこう」と思っても、なかなかうまくいかない。
何故かというと・・・この二つの思考の中に出てきた共通の言葉が「仕事」そして「お金」
仕事をしてお金を得ていく事は大変で辛いという認識で、更に仕事をしてお金を得ていく(好きな仕事で)と考えるのは、大変で辛い事を今よりもっと増やさなければならないという事になる。
意識の深いところで「これ以上無理!やめて!」となってるとしたら、好きな事が仕事にならないのは「大変な事をこれ以上増やしたくない」という潜在意識の願望が叶っているからかもしれない。

この場合、好きな事を仕事に・・・と言う前に、まずは今の生活の状況の方を見直してみて、もっと楽に行ける方法が無いか考えてみるのも大事。その方が結局は近道という事もある。
それをやりつつ好きな事の方は、何が何でも「仕事に」というのでなく、趣味としてでもいいのでまずはやってみる事。
それをやる時間すら無いという事なら、今の生活の状況の方がかなり問題なわけで・・・趣味の時間すら無いのに、それを仕事にするための時間なんてできるわけがない。

勤め先を変えるとか、生活費を見直すとか、家賃が高すぎるなら転居するとか、シェアハウスなどを利用するとか、実家があるならとりあえずしばらく帰るとか、方法は色々ある。



次に、そもそも仕事にしたりお金にする必要が無いというパターン。

好きで没頭して続けている趣味があったとして、どうせならこれを仕事にしたいと思う人は多い。
「好きな事がせっかくあるのだし、お金を稼ぐならこれで」という感じで。
けれど、今の生活の状況を見た時に、別にそれでお金を稼ぐ必要が無いという場合もある。

他の何らかの方法で生活が成り立っていて、あなたが何としてもそれで稼いで収入を得なくてもいいということも。
受け継いだ財産があるとか、家族の誰かが無理なく余裕で収入を得ているのでお金に不自由していないとか、預金があるから当分は大丈夫とか。

今好きな事、続けている事というのは、仕事にしてお金になれば価値があるというわけじゃなくて、そのままでも価値がある。
お金になったり仕事になったりする事が凄くて、そうならないものは「無駄な事」のような謎の刷り込みが、今の世の中にはあるけれど、そんな事は本来何の意味もない。
その刷り込みには、沢山稼いで沢山税金を払ってもらいた支配層側の意図しか入ってない。

むしろ、仕事にするとかお金にするとなると、そうするための準備や宣伝などにエネルギーを使うことになる。
そんな事にエネルギーを使わなくてもいいなら、好きな事に全力で打ち込む方にだけエネルギーをかける事が出来る。この方が良い物が出来るのは明らか。
この場合、意識の深いところではそれが分かっているから、無理に仕事にしたりお金にしなくて良いという事で、そうならない状況を自分で作っているのかもしれない。



次に、人からお金をもらう事に対して謎の罪悪感があるというパターン。

会社勤めだけでずっと生きてきた場合、お客様から直接お金をもらう事に慣れていない
もらって良いのか?ほんとに?」という感じで腰が引けていると、それがエネルギー的に相手に伝わる。
対面で何か(物やサービスを)売る場合もそうだし、ネット上で販売する場合でも同じ。
そういう気持ちでアップした物にからは、そういう波動が伝わるものなので。
「この程度のもの、買う人いるのかな?」とか思っていたら、その思考が、それを見た人にそのまま伝わるということ。

この場合は、自分が何か買う側の時を振り返ってみるといいと思う。
何を買うにしても、その値段に見合うと自分が思ったから買うのでは?

あなたが売る側でも、相手にとっては同じ事。
まずは個人店で買い物するのに慣れてみるといいかもしれない。
個人対個人で、物やサービスを売り買いするのは当たり前という感覚が身に付いてくると自分が売る側の時の感覚も変わる。

あなたが提供する物やサービスを見て、料金を確認して、買うかどうかは相手が決める事。
売る側は、これくらいなら自分は納得という金額を出して、堂々と売ればいい。
もし全く売れなかったら、商品そのものをどこか改善する方がいいのか?売る場所や売り方に問題あったのか?など、振り返って考え、再チャレンジ出来る。
最初に一歩踏み出さなければ、それが売れる物かどうかさえ分からない。売ってみて人の反応を見るのは、貴重なデータ収集になる。



最後に、勉強や準備に時間をかけ過ぎているというパターン。

自分が好きな事、趣味でやっている事の中で、何かを仕事にしようと考えた時「まずは準備から」という人は多い。
十分な資金を貯めて設備投資をしてセミナーやスクールに通って資格を取って更に独学でも十分勉強してネット環境を整えて集客のための準備をしてプロに頼んでホームページを作ってプロに頼んでパンフレットや名刺を作って・・・こんな感じで「スタートする前にやる事」が次々と出てきていて、しかもいちいちお金がかかるという状況。

日々一生懸命勉強して知識を増やして「でもまだ完璧じゃない気がする。こんな状態でスタートしていいものか」と迷ってしまう事もある。
けれど「完璧」など、そもそも永遠に来ない。スタートしてから以降も、ずっと試行錯誤。
始めてみないと分からない事の方が遥かに多い。
それを思うと、いつまでも知識を増やす事や勉強する事に時間を費やすより、実践して経験を増やすために時間を費やした方が意味がある。

やろうとする商売の内容によっては、この資格が絶対に必要という場合もあるけれど。その場合最低限その資格だけを取って、あとはやりながら考えるのが得策。
資格とか特に要らないという場合は、出来るだけ早くスタートして経験を増やした方が、次の段階に進むのも早くなる。
準備や勉強のために多額の費用を投じたり、膨大な時間を投じたりしすぎると、後にも弊害が出てくる。

初めて仕事が入り、例えばそれが数千円から一万円程度だったとしたら「あんなに時間をかけたのにこれっぽっちか。
「かけた分のお金を取り戻すには、一体いつまでかかるんだろう」と思って気が遠くなってしまう事も。
仕事が入り、お金が入ったということは、それが数千円でも、何なら数百円でも、本当は凄い事。
あとはただそれを繰り返し、改善を加えつつ広げていけばいい事なので。準備にお金や時間をあまりかけていなければ、最初に仕事が入った事、少額でもお金が入った事を素直に喜ぶ事が出来る。
起業までにほとんどお金をかけていなければ、入ったお金は即純利益だから。

そうなると嬉しいしテンション上がるし、その気持ちで取り組めば楽しさが相手にも伝わる。
なのでまたお客さんが来てくれたり、最初の人がリピートしてくれる事もあるわけで。
ところが「あれだけ頑張ったのにこれっぽっちか・・・いつまで頑張ればプラスになるんだろう」という気持ちでやっていたら、それがきっちり相手にも伝わってしまう。
準備段階で頑張り過ぎて、その割に最初に入ってくる利益が少ないとがっかりして心折れてやめてしまうパターンも少なくない。

準備に時間をかけ過ぎていて、スタートするタイミングを掴めず、そのうち飽きてきて「もういいや」となって、結局スタートせずに終わるパターンも。
「自分で納得いくまで準備が整ったら」と言い続けて、五年、十年、二十年経って「いつの日かきっと・・・」というパターンもある。
こうなると、生きているうちに実現出来るのかどうかあやしくなってくる。

仕事にしようとかお金にしようという目的が最初から無ければ、以前の自分より上達することだけを楽しみつつ、一生続けるのはそれはそれですごく素敵なこと。これだと日々の充実感もある。
ところが「これをやっているのは仕事にするため。お金にするため」と思いつつ「今はまだ準備が・・・」という状況だと「今は不完全。達成していない。いけてない」という気持ちで、充実感は全く得られない。
「いつ来るか分からない未来のいつか」に向けて、蜃気楼を追いかけているようで、気持ちが満たされる事は無いままに終わる可能性もある。
最初は出来るだけお金をかけず、準備に時間もかけず、とりあえずやってみて、お金や時間をかけるならやり始めて以降「ここをもう少し強化」というところにかけた方が得策。

好きな事を仕事にしようとしたけどうまくいかないのはどうしてか?まとめると大体次の四パターン。他にもあるかもしれないけれど私の知っている限りでは。

①今やっている仕事がハードすぎて、新しく何か始める余裕が無い。
②その事を仕事にしてお金にする必要が無く、意識の奥ではそれがわかっているから、仕事にならないという現実を引き寄せている。仕事にしない方が上達する場合も多い。
③人からお金をいただく事に謎の罪悪感、抵抗感がある。
④準備段階で時間とお金を投入しすぎている。

もし今あなたが、この中のどれかに当てはまったとしても、大丈夫。気が付いたという事は、変えていけるという事なので。
「色んな経験を経て、その先にはハッピーエンドが決まっている」と思えば、その通りになっていく。二つ目のパターンの場合は変えるというより「お金になる事、仕事になる事にのみ価値がある」という思考を手放すだけで大丈夫。
まずは、重く深刻に難しく考えるのをやめて「実はもっと簡単で楽にいけるのかも?」と思ってみるところから、始めてみたらいいかも。
そう思えた時から、不思議な事に本当に軽く、物事が動き出す。

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