仕事中心に人生を生きていた頃は、日常のことはできるだけ簡略化したくて、ワンルームマンションに住んで、料理もほとんどせず、電子レンジにプラスチックの器を入れてお湯を沸かして、電子レンジでチンした食べ物を食べるか、ファーストフードかコンビニで食事を済ましていた。それがその時は簡単でいいと思っていた。
けれど、実際そういう生活が自分の感覚に合っていて、心の底から好きかというとそうではなかったと今はわかる。
田舎での生活はやることがとても多い。畳の部屋を箒箒で掃いたり、障子や棚の埃を払い、水撒きをしたり、雑巾掛けをしたり、家の周りの草むしりや草刈りをしたり、、、そういった日常の用事をするだけでも、やることがいくらでもある感じ。
これが辛いかと言うと、やってみたら案外楽しい。体を動かすことが多くなったことによって、以前よりも体が軽くなった気がするし夜はよく眠れる。もともとは田舎育ちなので、子供の頃のことを思い出してみると、、、その頃の日常生活の普通はこんなものだったなと思う。
