悩みをゴミ箱に捨てて人生を遊ぼう⑥   自分にはこれといって出来ることが無いというあなたへ

オリジナル小説 エッセイ

このお悩みはかなり多い。

このお悩み単独で出てくるよりも「こういう事をしたいけれど出来ない」

理由としてこれが出てくることが多い。

例えば

起業したいけど

転職したいけど

離婚したいけど

「自分にはこれといって出来る事が無いから」

うまくいくわけがない

いい職場に恵まれるわけない

暮らしていけるわけない

という思考の流れになっている感じ。

もしあなたがこのお悩みを抱えているとしたら、ご自分だけでなくかなり多くの人が同じ事を思っているということ。

そういう思考に流されてしまいやすい、世の中のシステム、メディアからの刷り込みも大きく影響しているから。

【世の中は「特別な能力を持った少数の選ばれた存在」と「特にこれといった能力の無いその他大勢」で成り立っている】という刷り込み。

このせいで多くの人が「自分はその他大勢」に違いないと思い、何かやりたい事があっても、あれも出来ないこれも出来ないと思ってしまう。

自分には何も出来ないから「何とかしてくれる誰か」を求めるような思考にもなってしまいがち。

多くの人が「これという出来る事」というと、どういうものだと考えているのかというと・・・・

一流大学卒業の学歴

何かスポーツで突出したレベルの能力

その他周りの人から称賛されるような特技

人も羨む額の年収を得ている事

「出来る事」からは少し外れるけど絶世の美女、美男である事 など

たしかにそういう人というのは居るけれど「単に、今の人生の中でそういう体験をしたくて生まれてきた人」だと、私は思っている。

「これといった出来る事」に対して特定のイメージが定着しすぎているだけで、そもそも何も出来ない人というのは存在しない。

全ての人は唯一無二の存在で(人だけでなく他の存在も)それぞれの個性がある。

人間も、それぞれに得意な事、苦手な事が必ずある。

こういう事が出来る人が「凄い人」で、逆に、こういう事が出来る人というのは「大した事ない人。凡人」という考え方が浸透しているけれど、本来物事に上も下も無い。

こういう事がすごい事で、これは大したことない事といった基準は、一体いつ誰がどういう目的で決めたのか。

絶対的価値があり、その価値が不変のものは存在しない。

人物に関しての事から少し外れるけど例えばお金という物。これが今の世の中では絶対的価値があるものだと思われているけれど、お金など無かった時代の方が遥かに長いし、これから先貨幣価値が下がって貨幣より物の方が価値が上になる事が無いとも限らない。

戦国時代であれば「体力があって武力に優れている」という事が、最も価値があったけれど、現代では違う。

「自分はこれといって何も出来ない」と、あなたは思っているかもしれないけれど、何かが出来ているから今生きていられるのでは?

何かの仕事をこなして賃金を受け取った経験があるなら(自営でも社員でもパートでもバイトでも)それが出来ていたという事だし、家事をこなせていたのなら、それが出来ていたという事。

「それぐらい誰でもできるし」と思いがちだけれど、本当に?

人には必ず得手不得手がある。

あなたには簡単な事でも、他の全員にとって同じだということはまず無い。

「それでも多くの人普通にが出来る事で特別な事じゃない」というのも思いがちだけれど周りから「特別」とか「凄い」とか賞賛されることが出来ていないとそんなに絶望することなのか?日々を楽しんで無事に暮らしていくために多くの人が普通に出来る事の中で、何か自分の得意なこと好きなことがあって、それが出来ていれば生きるのに困らないはずでは?逆に自分の苦手な事は、それが得意な人にお任せすればいい。そうやって提供し合うのが、過去の歴史の中にも見られたことのある「生活」であり「日常」本来、それって生きていく全て。

一部のこれといった特別な(と世の中で信じられている)事が出来るごく一部の人だけが自分の好きなように生きられて、他の多くの人達は「自分はこれといって何も出来ないから」という理由で我慢しなければならない方がおかしくない?

「これといった出来る事」とは一体何?

「何か世間から凄いと言われることをやり遂げなければ生きている価値がない」とか、自分自身に対して呪いのような思い込みを背負っていると、いつまで経っても満たされない。

誰にも得手不得手、好き嫌いはあるけれど、あなたの日常生活の中で、今までやってきた仕事や趣味の中で、自分はどんな事が出来るのか、どんな事は出来ないのか、振り返ってみると色々見えてくる。

気を許せる友人が居るなら、その人に聞いてもらうという方法もある。

あなたの覚えている限りで子供の頃から今に至るまでの事を語って聞いてもらう。

自分では「これはまあまあ出来た事かな」と思うところで聞き手は案外無反応だったり「大した事ない」「出来て当たり前」と思っていたところで、案外「すごい」と反応するかもしれない。

聞き手の趣味趣向も入ってはくるけれど、第三者視点で見ると面白い発見がある事も少なくない。

聞いてくれる人が見当たらない時は、自分で紙に書いてみるのもあり。

「これは大した事じゃないから省いて・・・」とかは無しで。

後から読み返してみると面白い発見があるかもしれない。

「何も出来ない人」というのは居ない。周りの多くの人から見てわかりやすい特技と、わかりにくいものはあるけれど。

それを発見して掘り起こしていくのも楽しい作業。

タイトルとURLをコピーしました