「日常生活そのものが楽しみになるような毎日」が、自分の体験したいことなので、イメージしたような現実になってきている。「沢山仕事をして沢山お金を稼いで、そのお金を沢山使って楽しい事を体験しよう」という生き方よりも、お金をそんなに使わなくても毎日目の前に、やりたい事楽しい事が沢山あるような暮らしが、自分には一番合っていると思う。
自営業者にとっては、街中から離れて田舎に行くほど交通は不便になるし、集客ということから考えると当然不利になる。実際、JRでも地下鉄でも来れて駅から徒歩10分圏内で仕事をしていた時が、一番お客様が多かった。電車はあるけど嵐電沿線になった時には、対面鑑定のお客様は減ったし、そこから更に電車さえ通っていない今の場所になってもっと減った。
以前の場所だと思ってお問合せいただいて、場所が変わったことをお伝えすると「今回はやめときます」と言われることが1日2日の間に連続で数回続いた時は、全く気にならなかったと言うと嘘になる。何度もリピートしてくださって長年来てくださってたお客様と、ここで切れるのかと思うと急に寂しい気持ちになることもあるし。文字やLINE電話の鑑定もあるけれど「対面の方が好きなので」というお客様もおられるし、私も本当は対面の方が好きだからそれも分かる。
仕事の事を考えると、ここまで書いたような事は実際起きる。でも、自営業で接客業でありながら田舎へ行くと決めた時から、覚悟していた事なので想定内の出来事でもある。
今の生活を変化させたいと決めた時、何も手放す事なく変化を望むのは無理だと思う。このブログの冒頭で書いた事が私の一番の願いなので、そこに行くためには、手放すものもあるのは当然。
それでも遠くまで来て下さるお客様に対しては、どうやったら喜んでいただけるか、ゆっくりしていただけるか考えて、一枠をゆっくり取って一日の受付件数も減らした。
こうやって仕事を減らす方向で、食べていくのに困るかというと、そうはなっていない。
シェアハウスという暮らし方と、オーナーさんとじっくり話し合って直接契約で家を借りられた事(契約更新のタイミングで急に家賃が上がったり急に退去させられるリスクが無く、まとまったお金が出ていく更新料などが無い)、日々の暮らしの内容が変わった事などで何とかなっている。
前の住所の時は、近くの商店街その他個人経営のお店で外食するのも好きだったので、休みの日や仕事の合間に「気分転換」と思ってけっこう行っていた。さらにもう一つ前の住所で仕事が忙しかった頃は、買ってきた物を食べたり外食で済ます頻度はもっと高かった。
趣味としてキャンプに行くのも楽しみで、食材を買い、炭や薪を買い、テント用スペース代にお金をかけてでも出かけていた。
けれどここに居ると、わざわざどこか行かなくても周りがすでに自然豊かな環境で、言ってみれば毎日がキャンプみたいなものだから、十分満足できる。囲炉裏や庭で炭火焼きも出来るし。その場だけ借りて終わったら撤収するキャンプ場以上に、自分達の場所としてずっとキープして、時間をかけてより使いやすく整えていく楽しみもある。
キッチンから裏山が見える環境も大好きで料理が楽しくなり、天気が良ければ庭で食べたりして変化も楽しめるので、外食には滅多に行かなくても「気分転換」はいつでも出来る。
仕事時間を多く取らない分、日常の事に時間をかけられるので、ゆっくり楽しみながら料理を作ってゆっくり食べる。食後のコーヒーと、タバコを一服、座って景色を眺めてぼーっとする時間までワンセットで「食事の時間」の範囲。夕食の時は、好きな日本酒を少しだけ。これが休日の事ではなくて毎日なので、ストレスとは無縁。
