【あやうく一生懸命生きるところだった】感想

読んで良かったおすすめ本

作者は韓国人の男性だけれど、
日本でも同じような感じなので
共感できるところはとても多かった。

イラストレーターだけで食べていけないので
会社員と二足の草鞋で、
精一杯働いていた状態から、
このままでいいのかと考えなおし
今までとは違う生き方を選んでいく。

その時の気持ちの移り変わり、
実際どういう行動をして、
今どう暮らしているのかが
とても具体的に書かれている。

タイトルの通り
「危うく一生懸命生きるところだった」
状況からの大きな変化。

ピラミッド型の今の世の中の仕組みは
どこの国であってもほぼ共通かと思う。

子供のから、当たり前のように
競争と成功法則を教えられる。

毎日長時間働いて、
少しでも多く稼ぐ事が
「正しい生き方」だと思っている人は多い。

「将来」のために
「老後ゆっくりするために」
今をひたすら我慢する。

常に「未来」のために「今」を犠牲にする。

その生活に何の楽しみがあるのか。

今すぐ楽しいこと、
好きなことをする生活
に何か問題があるのか?

こう生きなければならないという見本が、
いつから存在するのか?

どうせなら今すぐ好きなように生きてみよう。

それはきっと悪くなんかない。

今の世の中の仕組み、今の毎日に
疑問を感じつつも頑張ってしまっている人には
心に響く内容の本だと思う。

あやうく一生懸命生きるところだった

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