「未来は自分次第」というのは、一本の道しかない未来のタイムラインが存在しているのではなくて、未来のタイムラインは複数存在しているということ。
時間というのは、人間が日常普通に認識しているような、過去から今、未来に向けて、一本の線の上で一方向に向かって進んでいるような形では存在していない。過去も現在も未来も同時に存在していて、そのタイムラインも一つではなく無数に存在する。物理的な場所を取るわけではないから「それぞれの人に関してそんなに沢山あったらいっぱいになってしまうのでは?」というのは、そんな事は無い。
今の人生、日々生きていく中で「どっちを選ぼう?」「どれを選ぼう?」と思うことは誰でもよくあると思う。それは、それぞれを選んでそのタイムラインで体験している自分はすでに存在していて、今の瞬間の自分の意識が、そのどこにフォーカスするかを選ぼうとしている状態。そして、選んだらそのタイムラインの体験をするということ。
完全に決定された一本のタイムラインしか存在しなかったら、悩む事も迷う事も自分で何かを考える事も、そもそも一切必要無いということになる(何をどう考えたってどうせ変えられないのだから)
けれど常に人は、何かに悩んだり迷ったりするというのは・・・意識の深いところでは、自分でフォーカスするタイムラインを選んでいる事を知っているからではないかと思う。
引き寄せというのも、何も無いところから何かを「引き寄せて」くるのではなくて「選んで」いると言った方が近いかもしれない。
意識して「選択肢(未来に体験することの可能性)はいくつかあるけど、その中で、この未来のタイムラインを自分は望んでいるから、ここにフォーカスする」と決めてその通りの体験ができる事ももちろんある。
けれど、場合によっては「こうなったらどうしよう」の不安や恐れが大きくて、無意識にそちらにフォーカスしてしまう(選んでしまう)ということもある。
そうなるとそちらの体験をすることになるけれど、表面意識では「自分が選んだ」とは思っていないので、自分以外の何者かの力によってそうさせられたかのように感じてしまう。
なので「人生は思い通りにいかない」とか「悪いことばかり続く」とか思ってしまい「あなたの前世の行いが悪くて罰があたっている」とか「人生とは自分を鍛えるための辛く厳しい修行だから」とか言われると、すぐ信じて納得してしまうという事も起きてくる。
