主人公の信と並んで、もう一人の主人公と言われている政。
ここでは実写映画との比較も書きたいので、
原作一巻から五巻までの政について語っていく。
最近見たアニダム三期では、
かなり大人の雰囲気になってきているし、原作最新刊では、
すでに加冠の儀も済んでいて権力も手にしている。
どこから見ても立派な大王という人物像。
でも一巻からのこの頃は、まだ幼さの残る少年だった。
原作でも美形キャラとして描かれている政。
実写映画での吉沢亮さんの政は、素晴らしく美しかった。
人形のように綺麗なだけでなく、まだ十四歳の子供ながら
大王然とした風格もある。
戦いの場面でも、守られて安全なところに居るのでなく、
王都奪還の戦いでは自ら剣を持って敵の中に入って斬り進む。
果敢なところもある少年王。
このブログの中のイラストはArtemis様の作品です。
Artemis様の他の作品、キングダムキャラがこちらで見られます。
- 山道を平気で走り続ける体力
- 信を片手で持ち上げる腕力
- 敵の首を一太刀で切り落とす
- 強い敵と相対しても怯まない
- 戦いの中にも入っていく果敢な性質
- ぶれない信念がある
- 中華統一を目指している
- 子供ながら大王の風格
- 形の上では国王でも、王宮内ではまだ権力がない
- ほとんど笑わない
- 無表情と言われている場面も
- 政の性格をよく表している場面として、
剣で戦う場面以外に、言葉で戦う場面がとても印象的。
山の王楊端和を説得する場面、王騎将軍との問答の場面。
返答を一つ間違えれば殺されるような場面で常に堂々としている。 - 戦いの場面で、疲れ切って戦意を失いかけている味方に対して
檄を飛ばすところも熱い。
普段は静かであまり表情を変えない政の内面の激しさが見える場面。
大王の檄で皆士気が上がる。
外見の美しさ、内面の激しさや強さは、
原作でも実写でも共通。
吉沢亮さんの政は原作の政そのものだと思う。
少しだけ違うところが、
映画の最後の場面で少し笑顔が見られるところ。
でも、普段は大王然としている政が、
信や貂の前でだけ少しだけ素の部分を見せるのも
決して不自然ではなく、むしろ素敵な場面になっている。

キングダム 政
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