実写映画化されて大ヒットした漫画キングダム1~5巻の
あらすじをまとめてみました。
このブログの中のイラストは全てArtemis様の作品です。
主人公信と、物語の序盤で命を落としてしまう設定だけど、
その後の回想シーンでも何度も登場する漂。
信にとっては本当に大事な、家族同然の存在であり
一緒に夢を追いかけていく存在でもある。
そういう意味で、信と漂のイラスト中心。
Artemis様のキングダムキャラのイラストがこちらからも沢山見れます。
1巻
里典の家で下僕として働いている二人の少年信と漂は、過酷な労働の合間を縫って剣の鍛錬に励んでいた。今の生活から抜け出し、天下の大将軍になることを夢見ている。ある日、王宮に仕官することになった漂は、それから一ヶ月後、命を落としてしまう。
王宮で大王の弟が反乱を起こした。致命傷を受けた漂が最後に信に会いに来て地図を託した。地図をたどっていった信は漂と外見が瓜二つの秦国王政と出会う。漂は大王の替え玉として殺されたと知った信は怒りを爆発させる。
それでも、漂と二人で夢見た天下の大将軍になるた2めに、信は嬴政の王座奪還に協力することを決める。黒卑村の住人の河了貂にも出会い、三人は嬴政の側近の昌文君との合流地へ向かう。
黒卑村で信は、大王を追ってきた刺客の朱凶を倒したが、次の刺客ムタが迫っていた。
山道を走り続けて、三人は、山の民の避暑地に辿り着いた。追ってきたベッサ族の刺客ムタを信は倒し、昌文君率いる兵士達も、ここにたどり着いた。
このブログの中のイラストはArtemis様の作品です。
Artemis様のキングダムキャラのイラストがこちらからも沢山見れます。

2巻
漂が自分から進んで影武者の役割を引き受けたことは政から聞いていた信。さらに、漂の活躍を昌文君から聞いて、将軍になる決意を固める。
王宮の中の様子は、丞相の一人である竭氏と結託して反乱を起こした王弟成蟜側は八万の兵を持っている。遠征に行っているもう一人の丞相呂不韋も王座を狙っていて、嬴政の味方ではない。なので内心嬴政が殺されるのを待っており、助けに来る見込みはない。
嬴政の味方というとここにいる数十人のみで、このままでは戦力に差がありすぎる。少ない望みをかけて山の王に援軍を頼みに行く嬴政一行。
四百年前の秦国王穆公と山の民は交流があったが、穆公の死後秦国の一方的な裏切りによってそれは途絶え、酷い虐殺もあったことから、山の民から恨まれている可能性も大きかった。
山道を進む皆の前に突然現れた山の民。政一人が山の王に会いに行く事になり、他の者は残った。政を追って山を登って行った信、貂、壁は、逆に捕らえられてしまう。
山の王と山の民達は、やはり過去の事で秦国を恨んでいた。処刑するために連行してきたと告げる楊端和に、政は復讐の前にやる事があると話す。楊端和は政の前に、捕らえた三人を引き出してきた。

3巻
政は、自分の目指すところ中華統一について語る。途中で縄抜けをした信も説得にまわり、結果的に楊端和は嬴政と盟を結びこの戦いを助ける約束をする。
咸陽宮では、成蟜が手下のランカイを使って昌文君の配下達を虐殺していた。
楊端和の軍が三千。それに数十人しかいない大王側は、八万の軍がいる場所にまともに攻めていっては勝ち目はない。嬴政の策で、全員が山の民に扮し、盟を結びに来た味方と思わせて五十人が王宮の中に入った。
中に入ったところで正体を明かし、戦いが始まる。信を含めた別働隊十人は、おとりとなって正面から進む嬴政以下四十名と別行動。秘密の通路から本陣を狙う。
別働隊の前に強敵が現れる。元将軍で、今は人斬りの左慈。今までの敵とは強さが違う。信を助けようとした壁は斬られてしまうが命は取り留める。

4巻
遂に強敵左慈を倒した信。さらに進む別働隊は、本陣に辿り着いた。しかしそこに次なる強敵が現れる。そこに居たのは、王宮で成蟜の命令の下虐殺を行っていたランカイだった。
この間広間では、嬴政、楊端和、昌文君達四十人が戦っていた。どんどん新しい兵を増してくる王弟側に対して少ない人数で戦い続ける。疲労が見え始める兵士達に政が檄を飛ばす。
ランカイは巨体で、普通の人間と違うのか剣でも歯が立たない。信は一度は弾き飛ばされて気を失ってしまう。獣のようだった昔に戻ってランカイに立ち向かうバジオウ。再び立ち上がった信は、バジオウ、タジフと協力して、ついにランカイを倒す。
ランカイが倒され、何とか逃げようとした竭氏を別働隊がついに討った。貂は刺されてしまうが、鎖帷子を着込んでいたため命に関わる傷は負わなかった。

5巻
広間での戦いの場に突然現れた王騎将軍と兵士達。王騎将軍は一巻から時々登場していて、敵が味方かわからない謎の多い存在。王弟側の将軍魏興を矛の一振りで斬り捨てる。この王騎将軍と、政の問答が始まる。
王騎将軍を前に、堂々と中華統一を語る政。王騎軍は戦いには加わらず撤収した。ちょうどそこに、敵の首領の一人竭氏の首を掲げた信達別働隊が現れる。
竭氏が討たれた時、隙を見て逃げていた成蟜は慌てる。政を指差して、誰かこいつを殺せと叫ぶが、竭氏が討たれた事で負けを知った者達は誰も動かない。勝負はついていた。政は負けた王弟側の命までは取らなかった。これは自分側の勢力を残すためでもある。
信は今回の活躍の褒美として、小さな小屋のような家をもらう。これで戦に参加出来るし、狭くてもボロくても自分の土地と家に信は大満足だった。
この後、信の住んでいる城戸村に歩兵を募集する案内が出される。信の初陣は魏との戦いになる。組んだ伍のメンバーは残り者ばかりの集まり。初めて見る戦場の景色が信の目の前に広がる。

実写映画と原作を場面ごとに比較して書いた記事はこちら。
Artemis様のイラストは、前半このブログと同じものも
ありますが後半は実写映画寄りのイラストもあります。
お楽しみください(*^^*)
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