ビジネス書キングダム47巻あらすじネタバレ名場面 知略の戦

知略の戦い

前巻から始まった鄴攻め。

秦国側の策略に李牧が気が付いて動き出した。

まだまだ長く続いていく、この戦いについての
ストーリー。

今最大の見どころは王翦と李牧の頭脳戦。

昌平君が苦心して練った策すら崩れ去り、
そうなった場合は元々の策を全て捨てて
自分の判断で動く事を任されている
王翦がどう動くか・・・

連合軍戦の有利性がどう生かされるのか・・・

知略の戦いの要素も大きいので、
ビジネス書としても読みごたえのある47巻。

列尾に隠された秘密

飛信隊と楊端和の軍だけで列尾を落とす。

楊端和の軍は圧倒的に強かった。
敵の異様な士気の高さも凌駕してしまう。

飛信隊の弓の名手仁の活躍、
そこから城壁に上がった山の民の戦士バジオウの強さ、
場内での、隊長信と飛信隊の活躍
それらによって、城は予想以上に早く落ちた。

列尾を占拠し、秦軍の拠点としてこの戦を進めていく。
それを前提としたのが昌平君の策だった。

城を落とすには成功したが、王翦はこの城に
違和感を感じる。

この城は意図的に弱く、落としやすく作られている。

李牧の策

城が弱く作られていたのは、奪い返しやすく
するためだった。

列尾を抜いて敵が王都圏に入った場合

太行山脈に伏せてある軍を動かして
再び城を奪い返す

この動きで、入ってきた敵の脱出口と補給口を
両方ふさいで追い詰め殲滅する。

王都圏を狙う敵を殲滅するために
逆に誘い込んで討つという大胆な策。

これを練れるのは李牧しかいなかった。

王翦の奇策

総大将がいきなり姿を消した。

何事かと皆慌てるが、桓騎は、そして趙国側の李牧も、

王翦がどこに行ったのか推測できていた。

鄴まで馬を走らせ、その外観を肉眼でとらえる王翦。

敵の王都圏の深部のこの場所で、
いきなり地図を広げ、軍略を練り始める。

配下の者はわかっていて、
見つけて攻撃してくる敵を防ぎ、王翦を助ける。

この翌日

列尾を捨てて鄴へ進軍を決める王翦。

これだけでもかなり無謀な策に見えるが
そこからさらに予想外の行動に出る。

いきなり進路を変更。

鄴とは関係のない小都市の小城を攻め落とす。
そこにあった食糧を奪い、民は殺さずに追い出した。

これは情けからではなく明確な目的があったのだが、
それが何なのか、この時点では李牧でさえ読めなかった。

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