ビジネス書キングダム42巻あらすじネタバレ名場面 道のない所に道を作る

道のない所に道を作る

今までの戦いと勝手が違う、密林での戦い。

飛信隊にとってこの戦いは厳しいもので、
重要な任務を与えられたにも関わらず出足から
つまずいてしまった。

斥候として前に出ていた瘣が戻らないことも
気がかりだった。

この巻の見どころは
飛信隊のために、無謀ともいえる動きをする瘣。

不可能と思える状況に挑む飛信隊軍師貂の策、
それを可能にした副長渕の活躍。

隊長の信は勇気も人望も武の力も兼ね備えているが
副長、軍師、隊員達、全員の力が合わさって飛信隊
の強さになっている。

そういう事が特によく表れていると思える42巻。

羌瘣の独断

趙軍野営地の裏側。

瘣は、隊員達が無理だと言うのも聞かず
敵の隙間のない野営地に忍び込み、
敵将の首を狙う。

危険は承知でも好機は逃さない。

飛信隊のために無茶をやる。

仇討ち以降、本当に瘣の内面が変わったと
わかる言葉。

瘣にとって帰る場所であり、
守るべきものが飛信隊。

キングダム 羌瘣

 

瘣は、趙将の劉冬のところまでたどり着き
一対一の戦いが始まる。

瘣は傷を負って下の茂みに落とされるが
致命傷は負っていなかった。

敵の追跡が始まる中、逃げ延びて
趙国側の民家で助けられる。

劉冬も、この戦いで深傷を負った。

無手の状況に道を切り開く

1日目、桓騎軍の雷土、ゼノウの隊も、
敵軍の大将慶舎自らの攻撃にあって敗走した。

それでも、野盗時代の知恵を使い
バラバラに逃げる事で被害を少なく抑え、
将二人の首を取られることもなかった。

2日目の作戦が飛信隊に伝えられる。

中央の丘を取った方が勝利するというこの戦い。

飛信隊に与えられた任務は、
右側の前線を押し込み、最低限中央丘の横まで
進める事。

2日目の戦いが始まり、
昨日より楽に進めることに違和感を感じる貂。

思った通り、その先には川があり、
川の向こうには敵の隙間のない布陣が広がっていた。

橋も船もないこの状況をどうやって打破するのか。

 

軍師学校で習った時、昌平君でさえ無手の状態だと
言っていた渡河の戦いに活路を見出す貂。

時間がない状況で河を見に行くという貂に
最初文句を言う信だったが、
信じて待ってと言い切る貂の気迫に
思うところがあったのか承諾する。

普通に行けば全滅しそうな状況では
特別な策が必要。

そしてついに貂が考え出した
無謀すぎて敵も考えつかなかったような方法が
成功する。

成功に大きく貢献したのは副長の渕だった。

渕の責任感の強さを高くかっていた人選も
成功の理由。

敵将紀彗の出現

2日目、中央丘では
左側の、桓騎軍参謀摩論の軍と
慶舎軍副官金毛の軍が開戦。

力は拮抗していて前線は動かない。

それに対して右側は、
桓騎軍副官の黒桜将軍が指揮をとっていて
前線を大きく押し込んでいた。

このまま一気に攻めようというところ。

趙軍側に、離眼城の城主紀彗将軍が現れた。

これだけで敵の士気は爆発的に上がり、
黒桜の軍としては危くなってくる。

守りに転じ、立て直すために一旦退却した。

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