ビジネス書として読むキングダム6巻 勝ち進む知恵と執念 あらすじネタバレ感想

キングダム信 漫画キングダム考察

ビジネス書として読むキングダム6巻

勝ち進む知恵と執念

伍の戦い方

王都奪還の戦いで、
やっと戦に参加する権利を手に入れた信の初陣。
城戸村に「魏国を攻めるので歩兵を募集する」
という知らせが出される。
勇んでこれに参加する信。

戦に参加した兵の中には、
同じ村に住んでいる知った顔も何人かいた。
けれど信が王都奪還の戦いで活躍した事など
誰も知らないので、皆から見た信はただの下僕の子供。

最初に伍を組むとなった時、
集まったのは残り者ばかりの五人だった。

少し頼りなく見える伍長の澤圭。
得体の知れない感じの瘣、
信と同じ村から来た尾兄弟、それに信。

それでも戦いが始まると、
並外れた身体能力を持つ信は大活躍する。

目の前で繰り広げられる凄まじい戦いの様子を見て
「あの中に入ったらすぐ死にそうだ」と弱気になる尾平。

澤圭の伍はいつも最弱の伍と言われていたが、
ここで澤圭の口から希望の持てる一言が出た。

私の伍は今までに一人も死んでいない」

今目の前で簡単に人が死ぬのを見ていてしかも最前列、
苛烈な戦い方をする事で知られている千人将の部隊、
敵軍に先手を取られれたため作戦が急に変更されたなど
大勢死にそうな要素はいくつも重なっている。

そんな中で、今までに一人も死人を出していないとは・・

澤圭の言う伍の集団戦法は、
五人が十歩と離れず常に背を向けあい、
お互いの死角を埋める。

守るのも攻めるの五身一体。
「伍の結束」で戦う。これは卑怯ではなく戦法。

実際にその方法で敵を倒す場面も出てくるが、
結果たしかにこの伍では誰も死んでいない。
弱者には弱者の戦い方があると伍長が言った通り
全員生き延びた。

一人の力は小さくても、
一人で無理なら数人で協力し合って勝てる方法を
使って勝ちに行く。

仕事の場面、商売でもこれは言えるかもしれない。
戦で言えば、
無謀な戦いを挑み一人で突っ込んで行って
死んでしまうより生き残る方法を賢く使う。

羌瘣の知恵で窮地を切り抜ける

魏国軍は早い段階で戦車を投入してくる。
物凄い速さで爆走してくる馬。
車輪にも刃が付いていて巻き込まれたら
切り刻まれる。

今までほとんど話す事なく黙っていた瘣が、
戦車に対抗する案を出す。

死体を積み上げて防壁を作るというものだ。

絵的に見ると少々グロテスクではあるが(°_°)

死体を山のように積み上げ、その前を盾でガード、
槍を突き出し、信達兵士はその後ろに隠れる。

これがうまくいき、突進してくる戦車の勢いが落ちた。

さすがの戦車もこれに正面から突っ込む事は出来ず、
横にそれて避けていく。
回転する車輪の刃が掠っていくが、
吹き飛んだのは死体だけだった。

もしこの策がなかったら、
ヘタをするとここで全員死んでいるかもしれない。
皆の命を救った素晴らしい策。

これも、実社会に置き換えても学べるところがある。
戦車という、まともにぶつかれば勝てない相手に
策で立ち向かい身を守る。

縛虎申千人将の執念

この戦いでは、丘を取った側が有利になる。

生き残りが僅か五十人ほどの兵数に
なってしまっている縛虎申隊。
信達六人もその中に入っている。

魏国軍副将宮元の首を取るべく、
この人数で丘の頂上を目指す。

騎馬隊が前、歩兵が後ろから走り、
頂上を目指す。
倒した戦車から馬を手にれていた信は
縛虎申の隣で先頭を走る。

魏国軍は当然総攻撃をかけてくる。
敵の矢が胸に命中し、致命傷を負う縛虎申。

信は前に出て敵の矢を剣で防ぐ。

信の働きもあって
執念で敵陣までたどり着いた縛虎申。

ここで剣を抜いた宮元に刺されるが、
これも縛虎申の計算のうちだった。

死ぬ間際で、
もはや視力も残っていなかった縛虎申は、
宮元が剣を穿ちに来たことで
その居場所を確かめたのだ。

縛虎申は、宮元の首に深々と剣を突き刺した。
やると言ったことはやり遂げる凄まじい執念。
根性論と言ってしまえばそうだが、この執念、
やり遂げる精神力を兵士達は見ている。

多くの者達の死は無駄死にではなく、
死んだ全員の骸の橋を渡ってここまで来たという
縛虎申の言葉。

だからこそ絶対にやり遂げなければならないという
気持ちの現れに見える。

今の世の中の仕事の場面に置き換えると、
こういうリーダーの姿勢を、
ついてきている者は皆見ている。

部下達から「この人を尊敬し、ついていこう」
と思われる人というのは、
それだけの覚悟を持って生きているし、
決めた事は執念で成し遂げる。

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