【ミス.マープルの名推理 パディントン発4時50分】名作をハヤカワジュニアミステリー版で読んでみた

大好き推理小説

アガサ.クリスティーの作品は、
ほとんど全部読んでいて数十年前から大好き。
最近は新訳も出てるから、
以前読んだ作品を新訳の文庫本で読んだりするけど、
そんな中でこのシリーズを最近見つけた。

小学校高学年から中学生に向けて書かれている。
自分が子供だった頃の事を思い出した。

推理小説が好きで図書館で借りてよく読んでいた。
少し厚めの本で、でも子供が読んでも十分わかる
シリーズだったと記憶している。

私が昔読んだもののような感じでこの本も
書かれていて、フリガナなどもあって子供でも
読みやすい工夫がされている。
原作は単行本で読んだので比べてみると
原作より少し短くまとめられていて、
でも原作の良さは損なわれていない。


最初にイラスト入りで登場人物紹介が載っていて、
途中で「この人誰だっけ???」
となってもそこを見ればいいので分かりやすい。
原作の場合も最初に登場人物の名前と簡単な説明は
載っているけれど、より分かりやすくなった感じ。

ミス.マープル物、エルキュール.ポアロ物
両方出ているけど、今回試しにこの1冊を
買ってみた。
ポアロ物も1冊買ってみようかと思う。

子供だけでなく、大人でも
細かい文字が苦手、本を読む習慣があまりない
けどなんか読んでみたいかなという人なら
このシリーズはきっと楽しく読めると思う。


ミス.マープルは小さな村に住んでいて
そこからほとんど出た事が無い。
その中で見てきた事、人間観察をもとに、
驚くべき推理を展開する。

この物語は、ミス.マープルの友人が
列車に乗っている時にすれ違う列車の窓から
殺人の現場を目撃
した事から始まる。

たしかに見たはずなのに死体は無かった。
最初は見間違いではないかと相手にされない。

ミス.マープルは、自分もその列車に乗って
検証してみたりして、そこからある屋敷
たどり着く。
この屋敷の中に誰か犯人がいる・・・
そう思った彼女は、自分より若くて動ける
ある女性にこの屋敷に行ってくれるよう頼む。

ミス・マープルの名推理 パディントン発4時50分 (ハヤカワ・ジュニア・ミステリ)

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