58巻で、無理な術を使って自分の寿命を削り
信の命を助けた羌瘣。
これまでも、恋愛的なシーンは特に無いものの
信と羌瘣は両想いなんじゃない?
と思えるようなシーンは何度かあった(*^^*)
それでも今までは、まだ羌瘣は自分の気持に
はっきりとは気が付いていない感じ。
信の命がこのまま消えるという状況の中で、
初めて本当に気が付いたのではないかと思う。
最新刊の59巻では
まだ体が回復しなくて休んでいる羌瘣のところへ、
心配になって様子を見に行った信。
そこで眠ってしまった信は、羌瘣と同じ夢を見る。
羌瘣は自分の気が信の中に入ったと言っているので、
あの術を使った事でそういう繋がりが二人の間に
出来たのかもしれない。
信は、その時意識が無かったから覚えていないが
羌瘣が何か無理な術を使って自分を助けたのでは?
という事は何となくわかっている様子。
信が羌瘣にその事を聞こうとしているところで、
渕さんが入ってきて話は中断(;^ω^)
渕さんは、距離が近い二人の様子を見て
そういう事だったのかと好きに解釈している。
邪魔したかなと思っている様子。
そのまま話が逸れたので、信は羌瘣の答えを
聞かないままだった。
もし途中で邪魔が入らなくても
羌瘣が答えていたかどうかは不明だけど。
この59巻の二人の場面を、
素敵な和歌の文字と絵のコラボで表現された作品。
何度見返しても本当に素敵です。
絵の柔らかい感じが二人の今の気持を表しているようで、
和歌の内容は羌瘣の信への気持ちそのものですね。
一番素敵な二人の場面を表した美しいイラストと
和歌の文字のバランスが絶妙。
君がため惜しからざりし命さへながくもがなと思ひけるかな
藤原義孝
あなたのためなら、惜しくはないと思っていた命でさえ、
あなたと会った今となっては、できるだけ長くありたい
と思うようになりましたという意味だそうです。
イラストがArtemis様、和歌の文字がナオ様でお二人のコラボです。
共に生きていくことの幸せを伝えられそうな歌だなと選んで下さいました。
和歌を書かれたナオさんのページはこちらです

このブログの中のイラストは全てArtemis様の作品です。
Artemis様のキングダムキャラのイラストがこちらからも沢山見れます

仇討ちしかなかった頃は、それを果たしたら
後は死んでもいいと思っていたかもしれない。
羌瘣にとっては、
生きる目的がそれしかなかったから。
でも、信に出会って、飛信隊の皆に出会って
人同士の繋がりや仲間の絆を知って変わった。
最初は戦友という感覚から始まった、
羌瘣の信に対する気持ち。
その気持ちが、男性に対する愛情に変わった時
もっと生きたいと思ったに違いない。
このあたりは原作とあわせての私の個人的感想
だけど(*^^*)
これからの二人の発展を期待しつつ60巻を待とう。

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